透明なゆりかごは実話が原作?あらすじ、キャスト・相関図、主題歌は?

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2018年に放送され話題を呼んだ、NHK連続ドラマ「透明なゆりかご」
ドラマは、町の産婦人科で看護師見習いの女子高校生が、研修時代の実体験をもとに、命をめぐる現実の光りと影を正面から描いた物語です。
今回はドラマ「透明なゆりかご」の原作やあらすじ、キャスト・相関図、主題歌についてまとめています。

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透明なゆりかごは実話が原作?

NHK連続ドラマ「透明なゆりかご」は、漫画家の沖田×華(おきたばっか)さん原作による医療漫画が元になっています。

漫画のタイトルは「透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記」。

2014年から講談社の「Kiss PLUS」で連載が開始されますが、第3話より同じく講談社の「ハツキス」に移行されました。

この作品は、原作者の沖田×華さんが、看護師見習い時代に働いていた産婦人科病院での実話をもとに作られたもので、第42回(2018年度)講談社漫画家賞少女部門の受賞作に選ばれています。

実話が原作になっているからこそ、リアリティーあふれる感動作となっているんですね〜!

次の章では、原作者・沖田×華さんについてお伝えします。



透明なゆりかごの原作者は沖田×華(おきたばっか)

ここで、原作者の漫画家・沖田×華(おきたばっか)さんについてご紹介します。
沖田さんは富山県魚津市出身で、1972年2月2日生まれの42歳。

ペンネームの「沖田×華(おきたばっか)」は起きたばっかりに由来しているそうで、なかなかユニークなネーミングですよね〜♪

小学生の頃に学習障害、注意欠陥多動性障害が認められ、中学生の頃にアスペルガー症候群と診断されます。

当時ご本人はこれを認めず、成人してからようやく自身の障害を自覚するようになったそう。

子供の頃は、これらの症状が原因で同級生からのいじめや、周囲からも理不尽な扱いを受ける日々を過ごしました。

高校卒業後に正看護師の資格を取りますが、他者とのコミュニケーションが取れず、自殺を図ったこともあったそう。

その後、看護師をやめ風俗業に転身。その頃に読んでいた実話誌で、漫画家の桜井トシフミ氏と出会い、漫画家を目指すようになります。

そして、26歳の時に双葉社の「漫画アクション」の新人賞に応募。選外奨励賞を受賞し、漫画家デビューとなりました。

作品の中には、自身が抱える障害を題材としたものも多く、アスペルガー障害を抱える人や作品を読んで障害について理解を深めたという人の反響も多かったそうです。

アスペルガー症候群とはどういうものなのかご存知ですか?気になったので調べてみました。

アスペルガー症候群は発達障害のひとつです。社会性やコミュニケーション障害のため本人は無自覚ですが、他者からするとまずいと思われる行動をとってしまいます。

周りの人からは変わり者と思われいることが多く、その一方で、ある特定の物事にだけ強い興味やこだわりを持ち、とびぬけた才能を発揮する方もいるそう。

また、自分の決めたルールにこだわりやすく、日常生活において毎日の行動がパターン化しやすいだけに、いつもと違うパターンや予期せぬことが起こった時にパニックになりやすい傾向があるそうです。

後日談で、沖田さんは2003年に桜井トシフミ氏と結婚していたことを明らかにしています。

ご自身をよく理解して、サポートしてくれる沖田さんの存在が大きな支えになっているのでしょうね。



透明なゆりかごのあらすじは?

主人公の青田アオイ(清原果那)は、准看護師を目指して準看護学科に通う17歳の女子高校生。

アオイは看護実習生として、街の産婦人科医院「由比産婦人科」でアルバイトをしていた。

そこには、いろいろな事情を抱えた妊婦や、その家族がそれぞれの思いを抱えてやってくる。

新しい命を授かり希望に溢れる家族や、突然の妊娠に出産すべきかとまどう女性。

持病があり出産に不安を抱えた妊婦や、好きな人に裏切られても一人で産んで育てたいという14歳の少女。

あるいは、小学生の娘が性被害に遭い、苦悩する親子など・・・。

アオイは皆に祝福された幸せな出産ばかりではなく、中絶や死産といった、産婦人科での “影” の部分に向き合うことになります。

その中で命とは何かを問い、それを見つめていくことで日々成長していく姿を描いた物語です。



透明なゆりかごのキャスト・相関図は?

透明なゆりかごのキャスト・スタッフ一覧

<キャスト>

青田アオイ:清原果那
由比朋寛:瀬戸康史

青田史香:酒井若菜
町田真知子:マイコ
町田陽介:葉山奨之
望月紗也子:水川あさみ
榊実江:原田三枝子

<スタッフ>

原作:沖田×華
脚本:安達奈緒子
音楽:清水靖晃

☆脚本を手がける、安達奈緒子さんについてはこちらの記事にまとめていますので、良かったら覗いてみてくださいね〜!

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透明なゆりかごのキャスト 青田アオイ:清原果那

青田アオイ:清原果那

高校の準看護学科に通う17歳の女子高校生。
看護実習生として「由比産婦人科」でアルバイトをしている。
不器用で人とコミュニケーションをとるのが苦手なため、
本人は「自分は人の気持ちがわからない」と思っているが
独特の感受性で真っ直ぐな心根の持ち主。

清原果那さんは2002年1月30日生まれの19歳。

家族揃ってPerfumeのファンだそうで、2014年12歳の時に母親がPerfumeの所属するアミューズの新人発掘イベント「アミューズオーディションフェス2014」に応募。3万人を超える中から見事グランプリに輝き、同事務所に所属します。

2015年より本格的に芸能活動を開始し、モデルや女優として活躍。

本作「透明なゆりかご」では、コンフィデンスアワード・ドラマ賞年間大賞2018年で新人賞を、東京ドラマアウォード2019で主演女優賞を獲得しました!

2019年には自身がヒロインを務めた映画「デイアンドナイト」で、野田洋次郎(RADWINPS)プロデュースによる主題歌「気まぐれ雲」で歌手デビューも果たしています。

今後ますます活躍が期待される若手女優です!

 

透明なゆりかごのキャスト 由比朋寛:瀬戸康史

由比朋寛:瀬戸康史

 

由比産婦人科の院長。
大学病院に勤務していたが、思うところがあり30代半ばにして開業。
淡々とした表情で厳しい言葉を口にすることもあるが、すべては妊婦
さんのためにどこまでも丁寧に向き合い寄り添っていく。

福岡県久留米市出身の瀬戸康史さんは、1988年5月18日生まれの32歳。

2005年に渡辺エンタープライズで開催された「第2回D-BOYSオーデイション」で準グランプリを受賞し芸能界デビューします。

2008年、平成仮面ライダーシリーズの9作目となる「仮面ライダーキバ」で主演を務め、一躍人気者に。現在はドラマやCM、舞台と活躍の場を広げています。

昨年、女優の山本美月さんと電撃結婚して話題になりましたね〜♪結婚報告を発表した際に、お二人が白のパンツスーツでバチッと決めた写真が、とても素敵で印象に残っています。

 

透明なゆりかごのキャスト 青田史香:酒井若菜

 

青田史香:酒井若菜

アオイの母親。
アオイがまだ幼い頃、夫と離婚し保険外交員をしながら二人で暮らしている。幼少の頃から勉強ができず周囲にも馴染めなかったアオイに厳しく接してきたこともあり、どことなく距離感を感じている。

酒井若菜さんは1980年9月9日生まれの40歳。

高校生の時にグラビアアイドルとして活動を始め、1997年に「サイコメトラーEIJI」で女優デビューします。

数多くのテレビドラマや映画に出演している酒井若菜さんですが、実は読書好きで2008年には小説「こぼれる」で作家デビューも果たしました。

19歳の時に膠原病を発病し、その後もリウマチを発症するなど日常生活にも支障をきたすようになり一時は引退も考えたそうですが、今は治療の甲斐もあり元気に活動しているようです。

 

 

透明なゆりかごのキャスト 町田真知子:マイコ

町田真知子:マイコ

由比産婦人科に通う妊婦。
明るく気さくな性格で時にはアオイの相談相手になってあげることも。
やがて出産する日が近づき分娩に臨むが、その後体調が急変することに・・・

アメリカ合衆国シアトル生まれのマイコさん。

10代の頃から芸能界に憧れ、2006年資生堂のCMでデビュー。2008年に、映画「山のあなた〜徳市の恋〜」のヒロイン役で女優としてデビューを果たします。

この映画を見て一目惚れしたという俳優の妻夫木聡さんと、その後4年間の交際を経て2016年に結婚。今は、1歳になるお子さんの母親です。



透明なゆりかごのキャスト 町田陽介:葉山奨之

町田陽介:葉山奨之

真知子の夫で塗装工をしている。
ちょっと頼りないところもあるが、優しい性格で
少しづつ父親としての自覚を持つようになる。

葉山奨之さんは、1995年12月19日生まれの25歳。

奨之と書いて(しょうの ) と読むそうです。今どきの若者には珍しくとても古風なお名前ですよね〜!

映画「クローズZERO」に出演した小栗旬さんに憧れて同じ事務所に入り、俳優デビューしたそうですよ〜♪

 

 

透明なゆりかごのキャスト 望月紗也子:水川あさみ

望月紗也子:水川あさみ

由比産婦人科の看護師でアオイの指導を行っている。
厳しいところもあるが頼りになる先輩看護師

1983年7月24日生まれの水川あさみさん。
13歳の時に旭化成「ヘーベルハウス」のCMでデビュー。

多くの映画やテレビドラマで活躍する水川あさみさんですが、2020年公開の映画「喜劇 愛妻物語」では濱田岳さんと夫婦役で共演。超恐妻の鬼嫁役を熱演し、第12回TAMA映画賞最優秀女優賞をはじめ、第45回報知映画賞主演女優賞、第42回横浜映画賞主演女優賞など、多くの賞を総ナメにする活躍ぶりでした!

 

私生活では、2019年に俳優の窪田正孝さんと結婚。昨年は夫の窪田さんも、NHK連続テレビ小説「エール」で主演を務めドラマも大ヒットとなりましたね〜♪
夫婦そろって、大活躍です!

 

透明なゆりかごのキャスト 榊実江:原田三枝子

榊実江:原田三枝子

由比産婦人科のベテラン看護師長。
病院長の由比とは大学病院からの付き合いで、
穏やかな物腰で病院スタッフを取りまとめている。

1958年生まれの原田美枝子さんは高校1年生の時に俳優デビューし、多くの映画やテレビドラマで活躍を続けるベテラン女優です。

日本アカデミー賞では最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞の両方を受賞し、優秀賞も含めると通算6度の受賞を果たしています!その他にも多くの映画賞を獲得していて書き切れないのでここでは割愛させていただきます(笑)

夫は俳優の石橋凌さん。長女はシンガーソングライターの優河さん、次女は女優の石橋静河さん、他に長男と3人の母親です。

今や、日本の映画やドラマには欠かせない女優のひとりですね〜!

 

透明なゆりかごの登場人物・相関図

ドラマ『透明なゆりかご』のキャスト、登場人物・相関図については、後日追記します。



透明なゆりかごの主題歌は?

NHK連続ドラマ「透明なゆりかご」の主題歌は、Charaさん作詞作曲の「せつないもの」。

この曲は、1997年に発売されたCharaさんのオリジナルアルバム「Junior Sweet」のラストに収録されたものです。

同アルバムは「ミルク」「やさしい気持ち」「しましまのバンビ」「タイムマシーン」といった代表曲が収録されていて、100万枚を超える大ヒットとなりました!

偶然にもこのドラマ「透明なゆりかご」の時代設定(1997年)と同じ年に発売されたものだったのですね〜。

主題歌「せつないものは」アルバムのラストを飾る、とても心に沁みる曲です。
Charaさんの包容力あふれる歌声は、まさに命をめぐる現実の光りと影を正面から描いた、このドラマに寄り添うものとなっています。

透明なゆりかごは実話が原作?あらすじ、キャスト・相関図、主題歌は?のまとめ

いかがでしたでしょうか?

記事では、NHK連続ドラマ『透明なゆりかご』の原作やあらすじ、キャスト、相関図、主題歌についてお伝えしました。

原作者・沖田×華(おきたばっか)さんの実話に基づいたこのドラマは、命と真摯に向き合い、命とはいったい何なんだろうと考えさせられる物語となっています。

ぜひ、皆さまもご覧いただければと思います!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



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