ドラマ『最愛』最終回は、梓(薬師丸ひろ子)は寄付金詐欺疑惑を認め、梨央(吉高由里子)に真田グループの今後を託して警察に出頭した。
一方で大輝(松下洸平)は藤井(岡山天音)に梓と会っていたことを尋ねる・・・・。
そして、ついにすべての真実が明らかに!
この記事はドラマ『最愛』最終回のネタバレ感想と考察、あらすじについてお伝えします!
最愛(ドラマ)最終回のあらすじ
ドラマ「最愛』最終回は、2021年12月17日(金)よる10時から放送予定です。
あらすじについては、TBS金曜ドラマ『最愛』のHPより引用してお伝えします。
『最愛』最終回のあらすじ
ついに、すべての真実が明らかに・・・!
それぞれの最愛・・・。
そして、梨央が下す決断とは・・・?
いよいよ、すべての真実が明らかにされますね〜!
それそれにとっての最愛とは何だったのでしょうか!?
そして梨央が下した決断とは・・・!?
はたしてその結末は・・・。
☆第9話のおさらいはこちらからどうぞ〜〜!
最愛(ドラマ)最終回のネタバレ感想と考察
最愛(ドラマ)最終回のネタバレ
藤井(岡山天音)は15年前の夜に起きた渡辺康介(浅井大智)の事件で、達雄(光石研)の他に共犯者がいると話し、大輝(松下洸平)なのでは?と疑う。
そこに、あの夜の大麻事件に加わっていた陸上部員のマネージャー・青木菜奈(水崎綾女)がやってきて、事件当時、合宿所で薬の小瓶を拾い、今でも隠し持っていることを明かした。
大輝は共犯者がいるとの見方から、その小瓶についた指紋の鑑定を行うことに。
しおりの葬儀に訪れていた梨央(吉高由里子)は、偶然大輝と出会う。
ふたりはこの件が全て落ち着いたら、これからのことを考えようと気持ちを伝え合い別れた。
一方、真田ウェルネスでは梓(薬師丸ひろ子)の逮捕を受け、対応に追われていた。
梨央はこのままでは新薬の申請が認められないかもしれない。真田グループの信用回復のためには、創業家全員が経営から離れることが必要だと決意し、兄・政信(奥野瑛太)に了解を求めるが、どうやら決めかねているようだ。
そこに後藤(及川光博)がやってきて、社長に適任な人材を外部から迎い入れることを提案する。
加瀬(井浦新)は梨央の考えに最善策だと話し、梓と親子として話し合うように進言する。
後日、記者会見を開いた梨央と政信は社長から退いた。
そして、梓は詐欺罪で起訴されたが、昭(酒匂芳)の殺害事件には黙秘を続け、警察の捜査も行き詰まりをみせていた。
その後も関係者の身辺調査が続けられたが不審な点は見られず、15年前の遺留品、薬の小瓶からも指紋は発見されなかった。
さらに、しおりの転落死についても事件性はないと判断され、捜査は打ち切られる。
桑田(佐久間由依)は事件の解決ができなかった捜査一課の係長・山尾(津田健次郎)が昇進したことに憤慨し、事件の解決を諦めないと大輝に話す。
そして桑田は、管理官と接待麻雀をしていたことをネタに、大輝の捜査への復帰を山尾にせまった。ほどなくして、大輝は捜査一課への移動が決まった。
大輝はしおりの母親からしおりが複数の精神科に通院しており、転落したその日、薬を変えていたことを突き止める。
その結果、薬の副作用により発熱していた可能性があり、死亡推定時刻に誤りがあったことが判明する。
そして、その時刻にアリバイのなかった人物・加瀬に容疑がかけられた!
大輝は15年前の事件について、電話で加瀬に尋ねる。さらに、昭が殺害された時刻、しおりが亡くなった時刻のアリバイについて尋ねるが、加瀬は明確な返事をしなかった。
それに対し大輝は「なぜ一線を踏み越えた?踏み越えたら戻ってはこれない」と加瀬に問う。
すると加瀬は「戻るつもりはない。法律では守れないものがある」と答える。
そして「梨央と優には、一点の曇りのない人生を歩んでほしい。それだけです」と話し、「頼みましたよ宮崎さん。ようやく手に入れたふたりの幸せを壊さないでやってください」といって電話が切れた・・・。
ちょうどその頃、梨央の開発した新薬が承認され、真田ウェルネスは歓喜にわいていた。
梨央は大輝に薬が承認されたことを電話で伝える。
大輝は梨央に「幸せか?」と尋ねると、「こんな幸せな日はないわ」と嬉しそうな声が返ってきた。
その後、加瀬は一つの目標を達成した今、次の目標に向かいますと置き手紙を残し姿を消した。
後藤は梓のもとを訪れ、殺人に関する容疑が晴れたことを伝え、もう隠すことはないと話し、無くしたペンについて尋ねるが、梓はあのペンは人にあげたから探さないでという。
後藤は自分のしたことを告白し、罪を償うことを梓に告げた。
梨央は行方のわからない加瀬を思い、いつか話せる日が来たら戻ってきて・・・。
どんな事実も受け入れる覚悟だから、どうか元気でいて下さいと願った。
時は過ぎて・・・。
雪の舞い散る中、梨央と大輝は達雄の墓参りにきていた。
梨央は今の生活が十分に幸せだと話し「大ちゃんは?」と聞き返すと、「オレはお前が笑ってるとそれで・・・」とはにかんだ。
そして「大ちゃん、あたし何となくわかっとるよ。加瀬さんのこと」そう話すが、大輝は「何のことや?」と最後までシラを切る。
ふたりは手を繋いでその場を後にした。
「ちっちゃい手やな」「暖ったかい手やな」そんな言葉を交わしながら・・・。
おしまい
最愛(ドラマ)最終回の感想と考察
いやぁ、最高でした!!
それぞれにとっての最愛が何だったのか、その最愛を守るためにどんな思いで決断し行動したのか?思い返すと涙があふれます。
加瀬はたまたま15年前康介の事件現場に居合わせたことで、達雄が梨央と優を必死で守ろうとする姿に心打たれ、康介の死体遺棄に加担したことがきっかけとなり、達雄が亡くなった後も自分が梨央と優を家族として守っていこうと決意したのではないでしょうか?
そして康介が優に殺されたことを知った昭が、自分の息子の罪を認めるどころか、梨央にそそのかされたからだと言い放ったことで、冷静ではいられなくなったのでしょう。ついに自らの手を汚してしまいます。
あの赤いペンは梓が無くしたのではなく、本当は加瀬が無くしてしまい、梓のペンをもらったということのようですね。
そして、あの池で昭と揉み合った際に紛失してしまった。
しおりの死については、新薬が認められるまで不正の件は表沙汰にしないでほしいと、しおりの前で土下座までして頼んだのですが、高熱を出していたしおりが誤って階段から転落してしまったというのが真実でした。
この時も加瀬は救急車を呼ぼうとして携帯を取り出しますが、途中でかけることをやめてしまいます。
これも梨央の夢である新薬が承認されることを考えての苦渋の決断だったのでしょう。
加瀬の行為は決して許されることではありませんが、でもやっぱり加瀬にとっての最愛は最強だったと思います。
梨央と優を必死で守ろうとする達雄の思い。
梨央や会社を守ろうとする梓の思い。
梨央が優のために新薬を開発しようとする思い。
後藤が悪事に手を染めてまでも会社を守り、自分の居場所を守ろうとした思い。
優が治験を受けて弁護士になることで梨央に恩返しすることを決意した思い。
そんな全ての思いを感じていたのは、加瀬だけだったのではないでしょうか?
本来なら、自分が恋人としていつまでも梨央の幸せを見守っていたかったことでしょう。
ですが、最後は梨央と大輝が思いあっていることを知り、梨央の幸せを一番に願って覚悟の上での行動だったと思います。
どんな事実も受け入れる覚悟だから、どうか元気でいて下さいと梨央が願っていたように、視聴者のみなさんもきっと加瀬の幸せを願ったのではないでしょうか。
そして、ようやく梨央と大輝が新しい未来を歩き出す時が来たようですね〜。
あ〜、もうドラマが終わってしまうなんて、さみしいですよね。
いつまでも、ふたりのキュンキュンするシーンを見ていたかったです♡
「真相は愛で消える。全ては愛するがゆえに。」
本当に素晴らしいドラマでした!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
☆ドラマ『最愛』のネタバレ感想と考察・あらすじについて、全話一気見したい方はこちらからどうぞ〜!
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☆ドラマ『最愛』の主題歌は、宇多田ヒカルさんが書き下ろした新曲「君に夢中」に決定!
この曲に込められた想いについて、記事にまとめています。
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