イチケイのカラス8話の感想とネタバレあらすじ〜みちおの甥っ子役に武井壮!

2021年のドラマ

月9ドラマ『イチケイのカラス』8話は、窃盗事件の被疑者(真凛)は保釈中に再び窃盗事件を起こすクレプトマニア。逃げる際に目撃者に暴行し重傷を負わせたことから、窃盗事件と傷害事件の併合審理が行われることに・・・。
この記事はドラマ『イチケイのカラス』8話のネタバレあらすじと感想をお伝えします。




イチケイのカラス8話のあらすじ

ドラマ『イチケイのカラス』第8話のあらすじは、番組ホームページより引用してお伝えします。

イチケイのカラス第8話「万引き犯VS万引き犯 真実は!?」

 みちお(竹野内豊)たちが所属する『イチケイ』に、事務官から書記官になるための研修生として、前橋幸則(渡辺佑太朗)と磯崎由衣(夏目愛海)がやってくる。

部長の駒沢(小日向文世)は、合議制で扱う案件があるから立ち会うよう、ふたりにも指示する。

案件は傷害事件だったが、その起訴状を見た坂間(黒木華)と浜谷(桜井ユキ)は驚く。被告人の潮川恵子(真凛)は、坂間が裁判長、浜谷が書記官を務めている窃盗事件の被告人だった。

 万引きの前科があった恵子は、再びスーパーマーケットで万引きをして保安員に捕まっていた。恵子の万引きを目撃し、店側に伝えたのは、山寺史絵(朝加真由美)という女性だった。

恵子には6歳になる娘がおり、商社マンの夫は海外単身赴任中。恵子は、育児と義母の介護の疲れから軽いうつ状態で服薬していた。

そんな恵子と話した浜谷は、子どもを預ける当てがない彼女は罪を認めて逃亡の恐れもないことから、在宅からの審理がいいのではないかと坂間に進言したという。

ところが恵子は、その間に史絵に暴行を加え、加療約1年のケガをさせていた。

窃盗事件と傷害事件が併合されて開かれた第2回公判。恵子は、被害者の史絵が小学校時代の恩師だったことに触れ、4ヵ月前に万引きで逮捕されたときのことは恨んでいないと証言する。

史絵にケガをさせてしまったのは、実は彼女が万引きをしたところを目撃し、それを止めようとした際に襲われて抵抗したからだと言うのだ。

恵子は取り調べの段階からそう主張していたが、虚偽の発言として取り上げてもらえずにいた。

一方、検察の井出(山崎育三郎)は、史絵が万引きをしたという証拠がないこと、そして恵子から暴行を受けた後、市会議員をしている夫の信吾(大谷亮介)に電話し、逆恨みで元教え子に襲われたと助けを求めていることを指摘するが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/ichikei/story/story08.html

クレプトマニア(窃盗症)ってあまり聞きなれない言葉ですが、経済的利得目的以外で万引きを繰り返す、精神障害の一種です。

金銭目的よりも窃盗行為そのものに満足感を得ることが目的で、窃盗のための窃盗と言われています。

その大きな原因はストレスや依存によるもので、ストレスや不安、寂しさなどの穴埋めをするために行ってしまう行為だそうで、犯罪者というよりは病気に悩んでいる人という方があっているのかもしれませんね。

今回の事件の裏に隠された真実とはいったい何なのでしょうか・・・?

ドラマ『イチケイのカラス』第8話は、2021年5月24日(月)よる9時スタートです。
どうぞ、お楽しみに〜!

☆第7話の振り返りはこちらからどうぞ。

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イチケイのカラス8話のネタバレと感想

イチケイのカラス8話のネタバレ

イチケイの主任書記官、川添博司(中村梅雀)は自称「ついてない男」
同期のほとんどが管理職の中、自身が出世できないのはペアを組む裁判官の引きが悪く、みちお(竹野内豊)と組んでいることから評価が低いためと思っている。
イチケイは自分の墓場で、このまま滞りなく定年を迎えることができればと諦めている。

ある夜、川添は痴漢の容疑で捕まってしまう。
駅のホームで泣いていた女性に声をかけたところ、痴漢の被害にあったという。走り去る人影を追っていたが、途中で犯人に間違われ捕まってしまう。
証拠不十分の理由ですぐに釈放されますが、やはり「ついてない男」のようです。

次の日、あれは冤罪なんだと必死に訴える川添を、笑いながら見ているみちお。痴漢の噂を広めていた張本人だ。

そんな中、イチケイに書記官研修生・前橋幸則(渡辺祐太朗)と磯崎由衣(夏目愛海)がやってくる。イチケイの部長・駒沢(小日向文世)は合議制で扱う傷害事件に二人にも立ち会うように話す。

事件の起訴状を見た坂間(黒木華)と書記官の浜谷(桜井ユキ)は驚く。その傷害事件の被告人・潮川恵子(真凛)は二人が担当する窃盗事件の被告人だった。

第1回公判で検察官の井出(山崎育三郎)が起訴状を読み上げる。その内容は被告人の潮川恵子(真凛)は被害者である山寺史絵(朝加真由美)を路上にあった石で頭部に暴行を加え、加療約1年を要する急性くも膜下血腫、及び記憶障害を負わせたもの。

それに対し、恵子は4ヶ月前に万引きしたことは事実だが、そのことで史絵を恨んではいない。史絵は小学校時代の恩師だったことも明かした。

史絵にケガをさせてしまったのは、彼女が万引きしたところを目撃し、それを止めようとした際に襲われ、夢中でそばにあったものをつかみ殴った。殴ったのは一度だけで自分の身を守るためだった。取り調べの時にそう話したが、信してもらえなかったと主張する。

一方、井出は史絵が万引きをしたという証拠がないこと、恵子から暴行を受けた後、市議会議委員をしている夫の信吾(大谷亮介)に電話し、逆恨みで元教え子に襲われたと助けを求めたことを指摘する。

証言は大きく食い違い、万引き犯が万引き犯を止めようとしたのだろうか・・・?
公判の後、みちおは「何で子どもの絵は太陽は赤、青信号は青なのか?これは大人が子どもに先入観を与えているのではないか」と話す。みちおがいつも話題にする「甥っ子トーク」だ。

その後の調査で、被告人の恵子は「クレプトマニア」という窃盗を繰り返す病気であることが判明。夫の拓馬(森岡龍)から離婚を切り出されていた。

第2回公判で、みちおは恵子がクレプトマニアであることを考慮し、自身のクレプトマニアという病気や被害者が2度殴られていたことについて改めて証言を求めたが、動揺した恵子は話ができる状態ではなかった。

恵子のようすを気遣った川添は、裁判の休廷を申し出る。窃盗事件を担当している書記官の浜谷が話しかけ、恵子は落ち着きを取り戻す。

恵子は史絵の万引きを見たとき、万引きが成功したら自分のようになってしまうと思い止めようとした。殴ったのも1度だけと証言する。

それに対し、史恵の夫・信吾は妻が万引きをするとは考えられない。生徒を子どものように思っているのに、万引きの濡れ衣まで着せることは決して許せないと激怒。

再び食い違う証言に、みちおは職権を発動し現場検証を行う。

現場検証の中で、書記官研修生の前橋は被害者が2度殴られたのであれば、別に犯人がいるのではないか?被害者から電話を受けて駆けつけた夫の信吾なのでは?と憶測する。

前橋の父親は大学病院の医師で、教授の医療ミスの責任を押し付けられそうになったが、裁判で真実が証明されたという。その時、築き上げてきたものを失うと思ったとき、常軌を逸した行動をとることもあるのではないかと思ったと話す。

夫の慎吾は市議会議員、もし恵子のいう通りに史絵が万引きをしていたとしたら、可能性は十分に考えられる。

イチケイメンバーは慎吾が電話を受けていたときの様子と史絵が万引きをしたという事実を調査することに。何かを察したのか調査を嫌がる川添に、みちおは笑顔で川をさらって万引きしたものを探すようにと指示する。

みちおは慎吾の同僚から重要な証言を聞き出していた。史絵からの電話に慎吾は「バカヤロウ!」と激怒していたと。

そんな中、恵子の娘・ほたる(寺田藍月)が行方不明になったと連絡が入る。「ママは私が助ける」と家を出たという。ほたるは史絵のもとを訪ねていた・・・。

第3回公判で、慎吾は確かに電話で激怒したが、それはあくまで恵子に対する怒りで妻が万引きしたとは聞いていないと証言。

しかし、川添らイチケイメンバーは、史絵が万引きした商品を川から見つけ出していたのだ。
さらに、恵子の娘・ほたるが史絵のもとを訪ねて「ママを許してください」と謝罪していたことを明かした。

みちおは「ほたるの言葉に、記憶をなくしたはずの史絵が涙を流したのはなぜか?」と慎吾に問う。史絵の記憶が戻ったことに気づき驚く慎吾に、みちおは史絵から手紙を預かったと伝える。

そして、史絵が法廷の場に姿を現した。
川添はその手紙を慎吾に読み上げてもらうよう提案。手紙には史絵の思いが綴られていた。

教職を退いてから教師としての生きがいを失い、ただ時間が過ぎていくだけの毎日。そんなとき、恵子の万引きを目撃しやめるように注意をした。しかしそれは恵子のためではなく自分のためだったと。
史絵自身もクレプトマニアで5回目の万引きをしようとしていた。このことが夫に知れたらと躊躇し、やめようと思ったがやめられなかった。

傷害事件が起きた日、運命なのか必然だったのか、万引きするところを恵子に見られた。
恵子も同じように史絵にやめるよう話し、バッグを取り戻そうともみ合ううちに、襲われると勘違いした恵子が抵抗した際に石が頭に当たったという。

もうこれ以上、隠しきれないと夫に電話で全てを打ち明けたが激怒され、このままでは夫が築き上げてきたものが壊れると思い死んだほうがいいと。そして、万引きしたものを川に捨て、自らの手でもう一度石を頭に振り下ろしたのだ。

恵子の裁判が始まる頃にはすべてを思い出していたが、夫が記憶を失くしたことを喜んでいたので言い出せなかった。

しかし、ほたるが訪ねてきたことや「あなたの教え子の人生がかかっている。あなたの証言で救うことができるのではないか」というみちおの言葉に自分がやるべきことを悟ったという。

手紙の最後に、恵子は万引きをした自分を止めようとしただけ、これが真実だと記されていた。

みちおは法壇から降りると「助けて」というのはとても勇気のいること。恵子と史絵も勇気を出して「助けて」と言葉にしてみたらどうか、夫婦でも言葉にしなければわからないこともある。夫婦だからこそ心の声を言葉にすることが大事だと、そう語りかけた。

判決後、法廷を出ようとする恵子に、川添は少し時間を与えてほしいと願い出る。
恵子は「全然大丈夫じゃない。助けてください。私一人じゃ頑張れない」と夫に心のうちをぶつけた。夫もまた「俺が大丈夫って言わせていたんだな」と言葉を返した。

後日判決が言い渡された。
被告・潮川恵子は懲役1年。ただし3年間の執行猶予付き。執行猶予の期間は保護観察処分とする。
執行猶予がさらに保護観察処分になるという異例の判決だった。
傷害事件については、無罪。

自称「ついてない男」の書記官・川添博司は、定年間近の最後の職場(墓場)がイチケイでよかったと噛み締めていた。

そば処「いしくら」に集まるイチケイメンバー。
言葉にしないと伝わらないことがあると、石倉(新田真剣佑)は思い切って坂間(黒木華)に告白するが、恋愛偏差値が低すぎる坂間には仕事の上でのことだろうと全く通じていない。
言葉にしても伝わらないことがあると、うなだれる石倉。

そこへ、痴漢の犯人が捕まったと駒沢部長がやってきた。犯人は川添がすれ違った女性で、彼氏にフラれた腹いせに男性に変装して痴漢の嫌がらせをしていたという。
犯人は男性だという先入観が捜査の邪魔をした。何でも先入観を持つことは良くないと話をしていると、知らない男性がそうとも限らないと間に割って入り、例え話を始める。

そこにみちおが遅れて現れた。みちおはその男性を「道彦」と呼ぶ。
みちおは道彦(武井壮)を甥っ子だと紹介した。

甥っ子と聞いて、子どもだと思い込んでいた坂間は思わず叫んだ。
「甥っ子、デカっ!!」

第9話に続く。

 

イチケイのカラス8話の感想

今回は「先入観」というキーワードがポイントでしたね〜。
ストーリーの中のあちこちに見受けられました。

そして、みちおの最後の言葉にジンときた方も多かったのではないでしょうか?
「助けて」というのはとても勇気のいること。
夫婦でも言葉にしなければわからないこともある。
夫婦だからこそ、心の声を言葉にすることが大事だと・・・

う〜ん。実に深いです。

それにしても、いい話の最後にやってくれましたね!
みちおの甥っ子がまさかの武井壮! 甥っ子、デカっ!!(笑)

 



 

イチケイのカラス8話のゲストキャスト紹介!

潮川恵子:真凛
窃盗事件の被疑者。保釈中に2度目の窃盗事件を起こすクレプトマニア

山寺史絵:朝加麻由美
潮川が保釈中に起こした2度目の窃盗事件の目撃者。潮川の小学校時代の恩師でもある。

潮川拓馬:森岡龍
潮川恵子の夫。商社マンでドイツに単身赴任していたが、妻・恵子の事件で帰国する。

潮川ほたる:寺田藍月
拓馬と恵子の娘。山寺史絵の入院する病院を訪れ母親の事件を謝罪する。

山寺信吾:大谷亮介
山寺史絵の夫で市会議員

前橋幸則:渡辺祐太朗
書記官研修生。事務官から書記官になるためにイチケイで実務研修を行う。

磯崎由依:夏目愛海
書記官研修生。事務官から書記官になるためにイチケイで実務研修を行う。

道彦:武井壮
みちおの話に度々登場している甥っ子。「甥っ子」という言葉の先入観で、子どもだと思っていたイチケイメンバーらを驚かせる。

傍聴マニア:盛山晋太郎、リリー(見取り図)
「みちおを見守る会」のメンバー



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