イチケイのカラス7話の感想とネタバレあらすじ〜司法VSみちお、決戦の時!

2021年のドラマ

月9ドラマ『イチケイのカラス』第7話は、前回の思わぬ展開から12年前に裁判官だったみちおが最後に担当した殺人事件を再審請求することに。いよいよみちおの決戦の時!はたして「開かずの扉」は開かれるのでしょうか?
この記事はドラマ『イチケイのカラス』7話のネタバレあらすじと感想をお伝えします。




イチケイのカラス7話のあらすじ

ドラマ『イチケイのカラス』第7話のあらすじは、番組ホームページより引用してお伝えします。

イチケイのカラス第7話「司法VS型破り裁判官 決戦のとき!」

弁護士時代のみちお(竹野内豊)が最後に担当した12年前の東丸電機殺人事件。

東丸電機の研究部主任だった被告人の仁科壮介(窪塚俊介)は、被害者である同社の経営戦略部部長・布施元治(中野剛)から研究部門の解体および製造部門への異動を命じられたことが原因で彼と度々トラブルを起こした挙句に撲殺した罪で、無期懲役を言い渡されていた。

だが仁科は、判決後も無罪を主張し続け、獄中で命を絶ってしまう。仁科は、事件現場から逃げていく男を目撃したと主張していた。その男こそ、イチケイが扱った窃盗事件の被害者で、国税庁OBの志摩総一郎(羽場裕一)だった。

この窃盗事件がきっかけで、志摩が所長を務めるオメガ会計事務所が、東丸電機を含む大手企業数社の脱税に関与していた疑いが浮上していた。

 坂間(黒木華)は、仁科の妹・由貴(臼田あさ美)を訪ね、再審請求をすれば12年前の事件の真相を明らかに出来ると説得するが、断られてしまう。

そんな坂間と入れ違いで由貴を訪ねたのが、みちおの元同僚でもある弁護士・青山(板谷由夏)だった。

ふたりの説得が功を奏し、再審請求を決意する由貴。弁護人を務めることになった青山は、ただちに会見を開き、今回の再審請求について公開での審理を求めた。

再審を認める判決を受け、次長検事の中森(矢島健一)と検察官の小宮山(テイ龍進)は、期限の3日以内に「即時抗告申立書」を出すよう、城島(升毅)と井出(山崎育三郎)に命じる。

「開かずの扉」と言われる再審請求――その扉は今回も開かないものと思われたが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/ichikei/story/story07.html

いよいよ司法と対決することになったみちお。

「開かずの扉」と言われる再審請求ですが、果たしてその扉は開かれるのでしょうか?

みちおは獄中で命を絶った仁科の冤罪を証明することができるのか!?

ドラマ『イチケイのカラス』第7話は、2021年5月17日(月)よる9時スタートです。
どうぞ、お楽しみに〜!

☆第6話の振り返りはこちらからどうぞ。

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イチケイのカラス7話のネタバレと感想

イチケイのカラス7話のネタバレ

即時抗告の期限時刻が迫る・・・
イチケイのメンバーたちは固唾を飲んで時計を見つめている。
ところが、時刻は過ぎて即時抗告はされなかった。
検察側が即時抗告しなかったことを不審に思うみちお(竹野内豊)

実は、即時抗告を提出するよう命令された城島検察官(升毅)が上司に逆らい、提出を拒んだ。「何を隠したいのか知らないが、俺はそんなものを守るために検察官になったんじゃない!人が死んでるんだ!」城島は中森次長(矢口健一)らの前で叫んだ。左遷を覚悟の上での行動だった。

坂間(黒木華)はひとり法廷にいた。そこに日高裁判官(草刈民代)がやって来て「みちおが裁判長を務めるのは適任ではない。あの判決は正しかった。ちゃんと見極めなさい、何が真実なのか」と話す。

再審第1回公判
裁判長のみちおは「かつてこの事件で弁護士を務めていた自分が、今度は裁判長を務めることに対し中立性に疑念を持たれるかもしれない。その時は異議を唱えてください」と明言する。

弁護人の青山(板谷由夏)は、11年前の裁判で、被告人は自分が現場に行ったときには、すでに被害者の布施は殺害されていて、現場から立ち去る40代後半の中肉中背の男を目撃していたと話していたと主張。

当時、刑事弁護士だったみちおが、独自の調査で入手したドライブレコーダーに志摩総一郎(羽場裕一)らしき男が映っていた。

みちおは志摩の証人尋問を申請するが関連性が薄いということで却下され、被告人に無期懲役が言い渡された。ところが、オメガ会計事務所の脱税事件が発覚したことで、志摩と被害者と間に接点があった可能性を指摘する。

みちおは「もし万が一、かつての裁判に誤りがあったなら、真実を持って正すこと。司法が起こした間違いを正せるのは、司法によってのみ」と職権を発動する。

みちおらイチケイメンバーは志摩の元妻・飯田加奈子(岡まゆみ)が経営しているブティックを訪れ所在尋問を行う。

加奈子は当初「夫が恐ろしい顔をして、よる遅くに戻って来た。手には血がついているように見えた。」と証言したが、それは夫の浮気で夫婦仲が悪く、夫が逮捕されたら財産を手に入れることができると思い偽証したが、本当は家にいたと証言を翻していた。

みちおは何を思ったのか、店内に飾ってあるジャケットを指差し「これいいですね」と加奈子と世間話を始める。試着を終え、購入したジャケットに身を包んだみちおが店から出てくる。

「何ショッピングしてるんですか!」とあきれる坂間に、「この前の窃盗事件の公判の時に志摩総一郎がこのジャケットを着ていた」と話す。それは、この店のプライベートブランドの新作ジャケットだった。

みちおは夫婦仲が悪いはずなのに、志摩は新作のジャケット着ている。しかも客入りはほとんどないのに、店は豪華なことから、今でも2人は金で繋がっている。家族の証言は信憑性がないため、あえて犯人だと証言をして、それが偽証だとわかるように仲が悪いというストーリーをたてた。やはり、偽装離婚だったのではと推測する。

第2回公判で、青山弁護士は加奈子の店に個人資産からの不透明な金の出入りがあるとして、出廷を求めたが「買い付け」の名目で海外に行くため出廷に応じなかったと説明。

みちおはドライブレコーダーの映像を再検証するために、志摩の歩き方がわかる映像の提出を求めることに。

すると検察官の小宮山(テイ龍進)は、みちお、坂間、駒沢ら3人の裁判官に対し、忌避申し立てを行なうと宣言。事実上、次の公判が事実を明らかにする最後の公判となってしまう。

みちおは「次が最後なら、裁判に呼びたい人がいる」と話し、中森次長検事(矢島健一)と日高裁判官(草刈民代)に出廷を求めた。

駒沢(小日向文世)は12年前の事件の公判を担当していた、元書記官の友坂良一(淵上泰史)の元を訪れていた。

友坂は出世のために上層部の意向に沿った判決を行う司法制度に失望し退官。その後はいちご農家を営んでいた。所在尋問で駒沢に憤りをぶつける友坂。上層部に逆らう裁判官は出世を阻まれる。それが冤罪を生む温床だと。仁科の死は裁判に関わった駒沢にも責任があると非難する。

駒沢は判決は多数決で決まったが、自分にも責任があることを認め、何もできなかったことを悔やんでいた。そして「微力でもこの再審裁判で、この国の司法を裁く覚悟です」と頭を下げた。

そしていよいよ最後の公判を迎える。
青山弁護士は証言台に立った中森次長検事に「検察は国税庁OBの不正に携わっていた志摩をかばったのでは?」と質問するが、中森は笑いながら証拠を提示してもらいたいと相手にしない構えだ。

すると、井出(山崎育三郎)が証拠があると、中森次長検事の特捜時代の内部捜査資料を提出する。城島と志を同じく捨て身の行動だったが、決定的な証拠にはならなかった。

続いて日高裁判官が証言台に立つ。駒沢は12年前の裁判に関わった元書記官・友坂の証言として「当時、最高裁事務総局から早く審理を終わらせるよう圧力をかけられ、日高裁判官が忖度した」と話す。

それに対し日高は「忖度などしていない。裁判官になれなかった友坂の偽証だ。圧力をかけたという最高裁事務総局の人物とはいったい誰なのか?」と否定した。

みちおは「最後に私からよろしいでしょうか」と日高裁判官の前に立ち語り始める。
当時、日高裁判長は志摩総一郎の証人尋問を頑なに否定したが、尋問していれば真実が明らかになり、少なくとも疑わしきは罰せずで無期懲役になることはなかっただろう。

仁科壮介さん、真鍋伸さんは司法に殺された司法の被害者。奪ったのは命だけではない。苦しみを痛みを憤りを想像してください、遺族の・・・。

そしてみちおは日高に問う。
「宣言通り、良心に従って答えてください。あなたは上に忖度して判決を下しましたか?」

それに対し、日高は「私は誰にも忖度などしていない。証拠を持って正しい判断を下した。審理裁判官の域を逸脱しているあなたは裁判官失格です!」と言い放った。

裁判が終わり、日高は中森次長検事と会って話をする。
中森は大企業の不正を明るみに出すか見逃すか、国益に関わることはさまざさな角度から論議して決めてきたと言う。日高は「正義は複雑」とつぶやき、話せる範囲でいいから真実を聞かせておいてほしいと話す。

ほどなくして、日高裁判長は記者会見を行った。
会場に中森次長検事の声が流れる。
日高は中森から事実を聞き出し、その時の会話を録音していたのだ。

被害者の布施は志摩の不正に気づいたため口論になり殺された。
さらに志摩は、真鍋記者から自白を迫られ、口封じのために階段から突き飛ばし命を奪った。
事件の真相を証言した日高は、裁判官を辞職することで自らの責任をとった・・・。

記者会見の様子を見ていたみちおらイチケイメンバーは、12年前の事件を踏み絵にし、最後に真実と向き合った日高の行動に涙した。

後日、仁科壮介の墓参りに同席したみちおらは、真実を明らかにするのに時間がかかったことを由貴に謝罪した。

第8話に続く。

 

イチケイのカラス7話の感想

みちおの宿敵だった日高との対決は、意外にもあっけなく終わってしまいましたねぇ。

確かに12年前の日高の判断は間違っていて、そのために無実の人や事件に関わった人の命が奪われた代償は大きかった。

けれど、みちおや駒沢、坂間の言動から思うところがあったんでしょうね。
日高が、極悪人でなくてよかった。

しか〜し、まだ7話ですよ!最大の山場だったはずなのに・・・。
この先、さらなる司法への追求はあるのでしょうか?

ん〜、この先ストーリーはどうなるのか?
まさか、みちおと坂間の恋話!?(笑)



イチケイのカラス7話のキャストゲスト紹介!

飯田加奈子:岡まゆみ
志摩総一郎の元妻。プライベートブランド洋服店のオーナー。
12年前の事件で、当初は志摩が手に血がついた状態で夜遅く帰宅したと証言していたが、後に浮気をしていた志摩を懲らしめるため偽証したと証言を改めている。

友坂良一:淵上泰史
12年前の事件の公判を担当していた元書記官。出世のために上層部の意向に沿った判決を行う司法制度に失望し退官する。現在は栃木でいちご農家をしている。

傍聴マニア:植野行雄、松下宣夫(デニス)
「みちおを見守る会」のメンバー。



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