月9ドラマ『イチケイのカラス』6話は、金が余っている家しか狙わず、人は絶対傷つけないというちょっと変わったポリシーを持つ前科6犯の窃盗犯(バカリズム)。窃盗事件が脱税事件に、そして12年前の殺人事件へとつながり、思わぬ展開に・・・!?
この記事はドラマ『イチケイのカラス』6話のネタバレあらすじと感想をお伝えします。
イチケイのカラス6話のあらすじ
ドラマ『イチケイのカラス』第6話のあらすじは、番組ホームページより引用してお伝えします。
イチケイのカラス第6話「令和の大泥棒が法廷に登場!」
草野球の試合を終えたみちお(竹野内豊)たちは、相手の井出(山崎育三郎)ら地検チームと一緒に石倉(新田真剣佑)の実家『そば処いしくら』に集まって飲んでいた。
そこに、坂間(黒木華)が日高(草刈民代)を連れてやってくる。坂間は、女性裁判官の会に出席し、日高の最高裁長官内定のお祝いをしていたという。
するとみちおは、志摩総一郎(羽場裕一)という男の名前を出し、彼が被害に遭った窃盗事件を担当することになったと日高に告げる。志摩は、弁護士時代のみちおが最後に担当したある事件に関係する人物だった。
みちおが裁判長を務める窃盗事件とは、前科6犯の窃盗犯・岸田(バカリズム)が、会計事務所所長の志摩の自宅に忍び込み、現金113万円を盗んだ事件だった。
岸田は犯行後、盗んだ自転車で逃走を図ったが、その途中で新聞配達員と自転車同士の衝突事故を起こして顔を見られたため自首していた。
第1回公判で、岸田はエリート人生から転落して窃盗を繰り返したという井出の言葉に反発し、泥棒がいかに魅力的な仕事であるか、どんな金庫も開けられる優れた耳を持つ自分がその個性を生かすためにいかに努力をしているかを力説し始める。
また岸田には、金が余っている家しか狙わず、人は絶対に傷つけない、というポリシーがあるらしい。
みちおは、理路整然と話す岸田が、逃走時のことなるとあいまいな話をし始めることや、今回初めて自首してきたことが気になり、逃走経路周辺の防犯カメラを確認することにするが……。
引用元:https://www.fujitv.co.jp/ichikei/story/story06.html
第6話はお笑いタレントのバカリズムさんが、令和の大泥棒を演じるようですね〜。
第4話で映画『地獄の花園』とコラボして、主演の永野芽郁さんや広瀬アリスさん、遠藤憲一さんらがゲスト出演しましたが、この映画の脚本を担当したのがバカリズムさんです。
お笑いタレントのほかにも、ナレーターや司会者、脚本家、俳優、作詞家と多彩な顔をもつ芸人さんです!
今回は俳優としてどんな演技を見せてくれるのか、楽しみですね〜♪
ドラマ『イチケイのカラス』第6話は、2021年5月10日(月)よる9時スタートです。
どうぞ、お楽しみに〜!
☆第5話の振り返りはこちらからどうぞ。
イチケイのカラス6話のネタバレと感想
イチケイのカラス6話のネタバレ
第1回公判で、検察官の井出(山崎育三郎)が岸田(バカリズム)はエリート人生から転落して窃盗を繰り返したと説明する。
すると、岸田はすかさず反論。泥棒がいかに魅力的な仕事であるか、どんな金庫でも開けられる優れた耳を持つ自分が、その個性を生かすためいかに努力をしているかを力説し始める。
その上、岸田は金が余っていると踏んだ家しか狙わず、絶対に人は傷つけないというポリシーを持っていた。
みちおは整然と話す岸田が逃走時の話になると曖昧になり、なぜあらかじめ逃走用の自転車を用意していなかったのか?なぜ今回に限って自首したのか?気になっていた。
みちおは逃走経路周辺の防犯カメラを確認することに。
すると、防犯カメラの映像を誰よりも先に見ていた人物がいた。明報新聞の記者・真鍋伸(坂口和也)だ。真鍋は岸田の窃盗事件を調べ始めた頃、何者かに突き飛ばされ頭部を強打し意識不明の重体になり、その数日後に亡くなった。
真鍋の妻・智花(山田キヌヲ)の話では、元々国税庁の天下りについて調べていて、志摩総一郎(羽場裕一)が天下りのコーディネーターをしていたという。
みちおはこれはただの窃盗事件ではないと職権を発動し、詳しく調査することにした。
そんな折、岸田を早く送検するように指示したものがいた。検察官検事の小宮山明憲(テイ龍進む)だ。小宮山は岸田の窃盗事件の取り調べを担当していた。
城島(升毅)と井出がその理由を訪ねに行くと、次長検事の中森雅和(矢島健一)が現れ、岸田の窃盗事件の再捜査を行わないようにと釘を刺される。
第3回公判。みちおとイチケイチームは現場検証をする中で、岸田が20kgほどの重いものを運ぶために自転車を盗み、よろけて新聞配達の自転車と衝突したことをつかんでいた。20kgとすれば1万円札で2億円になる。盗んだのは113万円ではなかったのか!?
それに対し岸田は、高価そうなものを盗んだが鑑定したら模造品だったので捨てたと証言する。被害者の志摩も盗まれたのは模造品で、どこで買ったのかも覚えていないという。
さらに志摩はみちおに対し「入間裁判長、あなたのことは覚えています。12年前の殺人事件の公判で容疑者扱いにされた。私に対して固執する何かがあるのか?今回の証人喚問も違法だ。」と訴えた。
12年前の殺人事件とは、みちおが弁護士として担当した最後の事件・・・。
被害者は大手電機メーカー東丸電機の経営戦略部長・布施元治(中野剛)。被告人は被害者とたびたび言い争っていた研究員の仁科壮介(窪塚俊介)。仁科は工場の生産部門に異動させられ、そのことで精神的に不安定になり、布施を工具で撲殺するという事件だった。
仁科は取り調べで一旦殺害を認めたが、公判では一転無罪を主張した。
弁護を担当していたみちおは、仁科から事件当日、被害者を発見した時にはすでに死んでいて、現場から立ち去る男を見たという話を聞く。
現場から立ち去ったという男は、当時国税庁の官僚だった志摩総一郎。みちおは志摩の証人喚問と現場検証を申請したが認められず、無期懲役の判決が下された被告人・仁科は絶望し、その後刑務所内で自殺を図ってしまう。その時の裁判長が日高だった。
志摩は国税庁を辞めた後、オメガ会計事務所に入り現在は所長を務めている。
そのオメガ会計事務所は東丸電気の会計顧問をしている。
みちおは検察側に岸田を取り調べた際のビデオの提出を求めるが、城島は不見当とした。上から大きな圧力をかけられていたのだ。
みちおらイチケイメンバーは、亡くなった真鍋記者の足取りを調べることに。
すると、真鍋が事故に遭う前に釣りに行っていたことをつき止め、真鍋が所有する釣り船から手帳を発見する。
そして迎えた第4回公判。
法壇から降りたみちおは岸田に近づき、後ろを振り向くようにいう。
傍聴席には亡くなった真鍋の妻がいた。
「真鍋さんはあなたが起こした事件を調べたことで、何者かに突き落とされ命を落とした。人は絶対に傷つけないというのがあなたのポリシー。しかし、誰も傷つけない犯罪なんてないんです。」とみちおがいう。
岸田は観念し真実を話し始めた。盗んだのは2億円で、この金は表にできない金だと直感していたという。
ところが1週間後、検事の小宮山が差し向けた後輩の弁護士・畠山(日向丈)がやってきて1千万円で買収されたことを認めたのだ。
岸田は「すみませんでした。こんなことになるなんて思いもしませんでした。」と真鍋の妻に謝罪した。
真鍋が残した手帳には、志摩の会計事務所が担当する大手企業数社の裏帳簿、つまり脱税の証拠データーが記されていた。国税庁のOBが税理士を務める企業には税務調査が入りにくいと言われていて国税庁が黙認していた可能性が出てきた。
志摩は10年以上前から脱税に関与してきたとして、法人税法違反の疑いで逮捕された。
みちおは日高に、今回の事件で12年前の東丸電機の脱税が明らかになったことを話し、被害者の布施は、脱税に気づいたことから志摩に殺されたのではないかと指摘する。
さらに、最後まで無罪を主張していた仁科の遺族(臼田あさ美)に坂間(黒木華)が再審請求のため会いに行っていると告げた。
「開かずの扉が開いたときに、すべての真実が明らかになるかもしれませんね。」とみちおは宣戦布告する!
第7話に続く。
イチケイのカラス6話の感想
いよいよ核心に迫ってきましたね〜!
窃盗事件から脱税事件に、そして12年前の殺人事件へと繋がりました。
果たして、命を絶った被告人の無念ははらされるのでしょうか?
それにしても、バカリズムさんのひょうひょうとした窃盗犯はハマり役でしたね〜。
金が余っていると踏んだ家しか狙わない、絶対に人を傷つけないことがポリシーって!
どんな金庫でも開けられる、優れた耳を持つ自分の個性を生かすために、努力をして泥棒稼業に励んでいるって、どんだけ泥棒に魅了されていたのでしょうか!?(笑)
イチケイのカラス6話のキャストゲスト紹介!
岸田茂:バカリズム
志摩総一郎宅から現金を盗んだ容疑者。前科6犯の窃盗常習犯。
金が余っていると踏んだ家しか狙わない、絶対に人を傷つけないという美学を持つ。
志摩総一郎:羽場裕一
オメガ会計事務所所長。岸田茂の窃盗事件の被害者。
元国税庁職員で12年前の殺人事件の容疑者でもある。
真鍋伸:坂口和也
明報新聞記者。岸田の窃盗事件を調べ始め、何者かに突き飛ばされ頭部を強打し亡くなってしまう。元々は国税庁の天下りについて調べていた。
真鍋智花:山田キヌヲ
真鍋真の妻。出産のため里帰りしていたところ、夫を何者かによって命を奪われ失ってしまう。
☆真鍋智花役の山田キヌヲさんについては、こちらにまとめていますのでどうぞご覧ください。
中森雅和:矢島健一
次長検事。役職は城島より上だが、城島の後輩。
12年前の殺人事件の公判を担当した。
小宮山明憲:テイ龍進
岸田茂の窃盗事件の取り調べを行なった元特捜部の検事。
次長検事・中森の子飼い。
畠山:日向丈
元検事の弁護士(ヤメ検)。検察時代の小宮山の後輩。
☆月9ドラマ『イチケイのカラス』第7話の続きはこちらからどうぞ〜〜!
コメント