TBS金曜ドラマ『最愛』は、主人公・梨央(吉高由里子)と梨央の初恋の相手で刑事の大輝(松下洸平)。そして梨央を全力で守ろうとする弁護士・加瀬(井浦新)の3人を中心としたサスペンスラブストーリーです。ドラマには欠かせない音楽ですが、主題歌や挿入歌を担当しているのはだれなのでしょうか?また、曲に込められた想いについても深掘りしてみました!
最愛 ドラマの挿入歌(洋楽)を歌うのはだれ?
最愛 ドラマの挿入歌(洋楽)を歌うのはだれ?
このドラマの中で時々ながれてくる挿入歌、気になりませんか〜?
ラップのような音楽がミステリアスな場面にとてもマッチしていて、めちゃめちゃかっこいいですよね〜♪
洋楽のように思えるのですが、実はこの挿入歌を歌っているのいるのは、五阿弥ルナ(ごあみ るな)さんという歌手の方なんですよ!
めずらしいお名前ですよね〜。初めて知りましたが、声優や役者、作詞家もこなすミュージシャンなのだそうです。
五阿弥さんのプロフィールを簡単にご紹介しますね〜。
最愛 ドラマの挿入歌(洋楽)五阿弥ルナのプロフィール
五阿弥ルナ プロフィール wiki
名前:五阿弥ルナ(ごあみ るな) 誕生日:4月30日(生まれ年は非公開) 出身地:埼玉県(出生地は宮崎県) 出身大学:早稲田大学第二文学部・表現芸術系専修卒業 職業:歌手、作詞家、声優、役者、ミュージシャン |
五阿弥ルナさんは宮崎県生まれですが出身地は埼玉県。
小学生のころから自分の声や生活音を録音してラジオ番組や物語を創作していたそうで、5歳でピアノ、11歳でシンセサイザーと出会い作詞・作曲をはじめたのだそう!
早稲田大学第二文学部・表現芸術系専修を卒業後、ボーカリストとして活動を始めます。
大学在学中に作成したCDがきっかけとなり、ミュージシャンの坂本龍一さんに「独特の周波数を持つ声と才能」と称され、自由に声帯を使う表現方法でアニメ・ドラマの劇判歌唱やライブに出演するなど活動をしているそう。
独特な歌声について、五阿弥さんのホームページには『オリエンタルなオリエンタルで線先な雰囲気と、少年のような真のある響きが同居した声質が特徴で、日本語・英語のほか独特の架空語やブルガリアンボイスなど、無国籍的な歌唱も得意』と紹介されています。
ラップのような洋楽に聞こえたのは、このような独特の歌唱法によるものだったんですね〜!
実に心地のよい歌声ですよね〜。ぜひほかの歌も聞いてみたいですよね?
五阿弥さんは、NHK朝ドラ『あさが来た』、TBSドラマ『Nのために』、アニメ『おそ松さん』『3月のライオン』などで作詞・歌唱をしていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね〜!
最愛 ドラマの主題歌は宇多田ヒカルの「君に夢中」
TBS金曜ドラマ『最愛』の主題歌を担当するのは、歌手でシンガーソングライターの宇多田ヒカルさん。主題歌タイトルは「君に夢中」で、宇多田さんがこのドラマのために書き下ろした新曲です。
宇多田さんがドラマの主題歌を手がけるのは、2020年4月に放送の日テレ系日曜ドラマ『美食探偵 明智五郎』の「Time」以来だそうです。
また、TBSドラマの主題歌を担当するのは、1999年放送の『魔女の条件』、2002年放送の『First Love』、2017年放送の『ごめん、愛してる』に続き、4年ぶりになります。
宇多田ヒカル プロフィール wiki
次に、宇多田ヒカルさんのプロフィールをご紹介します
宇多田ヒカル プロフィールwiki
本名:宇多田光(うただ ひかる) 別名:Utada 生年月日:1983年1月19日(38歳) 出身地:アメリカ合衆国 ニューヨーク州 学歴:コロンビア大学 中退 職業:歌手、シンガーソングライター、編曲家、音楽プロデューサー レーベル:EMIミュージック・ジャパン、Virjin Records、エピック 事務所:U3MUSIC |
宇多田ヒカルさんは歌手・藤圭子さんと音楽プロデューサー・宇多田照實さんを両親にもつ、音楽一家で育ちました。
母親の藤圭子さんといえば、若い方はあまり知らないと思いますが、ドスの効いたハスキーボイスとバツグンの歌唱力が魅力で、宇多田さんの歌声や独特の歌いまわしも母親ゆずりといったところでしょうか。
父親の照實さんもドラムやギターを演奏するマルチミュージシャン。
そんな2人のお子さんですから、やはり才能にあふれていたのしょうね〜。
ニューヨークで生まれ、親の仕事の関係で東京とニューヨークを行き来しながらの生活も、彼女の才能をさらに開花させたのかもしれません。
10歳のときに親子3人でユニット「U3」を組み、そのころから歌っていて、15歳の時には自ら作詞作曲をした「Automatic/timu will tell」で衝撃のデビューを飾ったことは、皆さんもご存知のことと思います。
その後、「First Love」「Distance」「DEEP RIVER」など立て続けにリリースし、アルバムは大ヒットとなり、名実ともに世界的に有名なミュージシャンとなりました〜!
宇多田ヒカル テレビドラマ主題歌まとめ
これまでに宇多田さんが手掛けた、テレビドラマの主題歌をご紹介します!
1999年「First Love」:『魔女の条件』主演・松嶋菜々子、滝沢秀明
2001年「Can You Keep A Secret ?」:『HERO』主演・木村拓哉
2002年「SAKURAドロップス」:『First Love』主演・渡部篤郎
2008年「Prisoner Of Love」:『ラスト・フレンズ』主演・長澤まさみ
2008年「Eternally–Drama Mix–」:『イノセント・ラブ』主演・堀北真希
2016年「花束を君に」:『とと姉ちゃん』主演・高畑充希
2017年「Forevermore」:『ごめん、愛してる』主演・長瀬智也
2020年「Time」:『美食探偵 明智五郎』主演・中村倫也
2021年「君に夢中」:『最愛』主演・吉高由里子
2010年から「人間活動」と称して音楽活動を休んでいましたが、2016年にNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌を担当することで、アーテイスト活動を再開しました。
どれをとっても、ストーリーが思い浮かぶような素晴らしい楽曲ばかりですよね〜!
次の章では、宇多田さんが手掛けた最新曲、ドラマ『最愛』の主題歌「君に夢中」に込められた思いについて、深掘りしたいと思います!
最愛 ドラマの主題歌「君に夢中」に込められた想いとは?
ドラマ『最愛』の主題歌については、これまで何もアナウンスがなかったので、第1話の劇中にとつぜん曲が流れてきて、驚いた方も多かったのではないでしょうか?
私も知らなかったのですが、初回放送日の前日にサプライズ発表されたようですね。
ところで、なぜ宇多田ヒカルさんが、このドラマの主題歌を担当することになったのでしょうか?
実は、このドラマのプロデューサー・新井順子さんが宇多田さんの大ファンだったこともあり、「最愛」というテーマに沿った感じで曲を作って欲しいと彼女にオファーしたのだそう!
それに対し宇多田さんは台本を3話か4話ぐらいまで読んで、このような素敵な曲を書き上げたというから驚きですよね〜♪
また、新井さんは次のようにコメントしています。
夢にまで見た宇多田ヒカルさんの主題歌。
「SAKURAドロップス」をエンドレスに聞きながら企画書を作成したので、今回宇多田さんに楽曲を書き下ろしていただくことになり、歓喜しています!
ドラマ映像に宇多田さんの音楽が重なり作品が完成したとき、唯一無二の世界観が生まれることは間違いありません。
楽曲は、第一話放送時に初公開となります。
どんな世界が生まれるのか、どうぞご期待ください!
引用元:https://www.tbs.co.jp/saiai_tbs/about/
本作は、「夜行観覧車」や「Nにために」「リバース」と湊かなえシリーズをいっしょに手掛けた演出家で監督の塚原鮎子さんと再コンビを組み、はじめて原作のないオリジナルサスペンスラブストーリーに挑戦するということもあって、このドラマにかける想いには並々ならぬものがあったようですね〜!
演出を担当する塚原さんは曲を流すタイミングにもこだわりを持っている方で、このドラマの第1話ではストーリーの終盤、ちょうど梨央が東京に向かう途中、大輝の走る姿を目にして車を降り、大輝の最後の勇姿を見届けようと追いかけるシーンでした。
ピアノの曲が流れ始めて「君に夢中〜♪」と宇多田さんのハスキーボイスが聞こえてきたときは、ちょっとウルっと涙しちゃいましたよ。
歌詞の中には「バカになるほど君に夢中」「人生狂わす」「来世でもきっと出会う」などといったフレーズが散りばめられ、ストーリーとよくマッチしていて、よりいっそう切なさがこみ上げてきました。
とても素敵な楽曲でしたね〜。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました〜!
☆ドラマ『最愛』の原作(げんさく)や脚本については、こちらに詳しくまとめていますのでどうぞご覧ください。
☆ドラマ『最愛』に出演しているキャスト・登場人物については、こちらにまとめていますのでどうぞご覧ください。
☆ドラマ『最愛』のネタバレ感想と考察・あらすじについて、全話一気見したい方はこちらからどうぞ〜〜!
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