一橋桐子の犯罪日記1話のネタバレ感想とあらすじ〜娑婆(しゃば)に未練なし

2022年のドラマ

NHK土曜ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』第1話は、主人公・一橋桐子(松坂慶子)は親友を亡くし虚しい日々を送っていた。そんなある日、テレビで見たある逮捕者の供述に心奪われて・・・。
この記事ではドラマ『一橋桐子の犯罪日記』第1話のあらすじやネタバレ感想についてお伝えします。



一橋桐子の犯罪日記1話のあらすじ

NHK土曜ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』第1話のあらすじについては、番組ホームページより引用してお伝えします。

「娑婆(娑婆)に未練なし」

主人公・一橋桐子(松坂慶子)は、哀しみの淵(ふち)に沈んでいた。

年金とバイト収入で暮らしも楽ではない中、唯一の希望であった親友が病で亡くなり、毎日が突然空虚な日々となったのだ。

そんなとき、テレビで見たある逮捕者の「この世に未練はなかった。刑務所に入りたくてやった」という供述に心を奪われた桐子は、終(つい)のすみかを「刑務所」に設定。

できるだけ人に迷惑をかけずに逮捕される方法を模索しはじめる…。

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/2LKPLXJYL6/episode/te/PW32K11WMG/

松坂慶子さん演じる天涯孤独の独居老人・一橋桐子。

たまたまテレビで見た犯罪者の供述から、とんでもないことを思いついたようですね〜。

終活ならぬムショ活を始めるようですが、はたしてどんな犯罪を思いつくのやら・・・

NHK土曜ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』第1話は、2022年10月8日(土)よる10時からの放送です。

どうぞ、お楽しみに〜!!

ドラマの原作や脚本、キャスト・相関図、放送日については、こちらに詳しくまとめていますので、ぜひご覧になってくださいね〜♪

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一橋桐子の犯罪日記1話のネタバレと感想

一橋桐子の犯罪日記1話のネタバレ

主人公・一橋桐子(松坂慶子)は、遊技場でアルバイトをしながら年金で暮らしていた。
親の介護を言い訳に、仕事も続かず、パートナーも友人もいないまま孤独な生涯を送っている。

そんな桐子は、通っている俳句クラブで知子(由紀さおり)と出会う。
桐子の詠んだ句を褒めてくれたことがきっかけで知子との親交を深め、2人は自他ともに認める親友となった。

3年ほど前、知子が旦那と死別したのを機に、2人の共同生活がはじまった。
料理も人付き合いもこなす知子との生活は、桐子にとって人生で一番幸せな時間だった。

しかし、そんな知子が病に倒れてしまう。
死期を悟った知子は、桐子に「笑顔で長生きしてね」と言い残してこの世を去る。

生前受け取って欲しいと言ってくれていた文机やキルトなどは、無情にも家族によって運び出されてしまう。

2人の年金とバイト代でギリギリ支払えていた家賃も払えなくなった桐子は、引っ越しを余儀なくされた。

悲しみの淵にいる桐子の元に、1人の男性が訪ねてくる。
「生前知子にお世話になったので、お線香をあげさせて欲しい」と言った男性は、実は泥棒だった。

その日のうちに、財布もへそくりもお香典も奪われてしまった桐子は、無一文になる。

人生に絶望しながら、不動産屋に家賃の相談をしている桐子の目に、あるニュースが飛び込んだ。
それは、コンビニでパンを盗んで捕まった老人の逮捕を知らせるものだった。
「この世に未練はなかった。刑務所に入りたくてやった」という老人の言葉が、頭から離れなくなる桐子。

その帰り、知子が大好きだったイチゴ大福ののぼりに引き寄せられ、入ったスーパーで、桐子は万引きを実行する。ところが、商品を買い上げることで警察への通報を見送られてしまった桐子は、そのまま家へ帰宅。

翌日、新しい店長がムショあがりだということを思い出し、「小説の参考にしたい」と言って刑務所での生活を尋ねる。

その際、おすすめの犯罪として教わった偽札作りをすることにした桐子は、お札を持ってコンビニへ。

コピー機にお札を並べているところを、地元の青年に見つかり声をかけられる。
困っていると、その後ろから「おばあちゃん、行くよ!」と少女がやってきて、外に連れ出された。

その少女(長澤樹)は、スーパーで桐子を捕まえた人物だった。
彼女に問い詰められた桐子は、泣きながら自分の生涯を説明し、刑務所にさえ入れないことを悔やむ。

それを聞いた少女に言われた「本気なら諦めるのは早い」という言葉に火が付いた桐子は、刑務所に入る活動=ムショ活に本気で取り組むことを決意し、次なる犯罪を模索し始める。

遊技場に通う隠れ闇金(宇崎竜童)の事務所に、潜入することができた桐子は、次回どんな計画を立てるのか・・・!?

第2話に続く。



一橋桐子の犯罪日記1話の感想

このドラマを見て、私の感想を少しだけお話しさせていただきます。

まず、若い世代ほど見て欲しいドラマだなぁと。

見る前はあまり興味を持てなかったけど、見てみると、年代が違うはずなのに共感できるところがあったり、逆に70歳だからこその可愛さがあったり。

ひょんなことで近くにいたおばあちゃんとお話ししたり、言動を目にしたりして、ほっこりした経験がある人は多いんじゃないかと思う。このドラマは、その感覚に近い気がする。

歳を重ねても憧れの人からの電話は嬉しいとか、若い人より時間の感じ方がゆっくりなんだなぁとか、そういう小さな発見がたくさんあった。

そして、なにより桐子の純粋さに心を打たれる。

最初は、鈍くさくて気弱で、流れに身を任せている桐子にモヤモヤしていたはずなのに、見終わる頃には「頑張れ!」と応援してしまう。

優柔不断で、不器用で、人付き合いが苦手。知子に「形見にもらってね」と言われていたのだから、家族にお願いして物を置いていってもらうこともできたかもしれないのに、そうできない。

そんな桐子の魅力は、素直さ。相手が初対面であろうと、言われたことを純粋に信じて行動する。

そして、お焼香を装った泥棒にあった時も、その人を恨むのではなく、自分が騙されたことを知子に謝っていたように、身の回りのことを自分事として受け止められている人だと思った。

1人でいると、どこか心許なくて小さく見えるのに、知子と一緒にいる時は表情豊かで無邪気。

まるで、知子が姉で、桐子が妹のようだなぁと微笑ましい。



第2話の続きはこちらからどうぞ〜〜!

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