月9ドラマ『イチケイのカラス』3話は、18年前に減刑を下した被告人(岡田義徳)がまた殺人を犯す。しかしそこには悲しく切ない真実があった!?みちお(竹野内豊)はその真相に迫ります。
この記事はドラマ『イチケイのカラス』3話のネタバレあらすじと感想をお伝えします。
イチケイのカラス3話のあらすじ
ドラマ『イチケイのカラス』第3話のあらすじは、番組ホームページより引用してお伝えします。
イチケイのカラス第3話「伝説の裁判官が暴走!凶悪犯の愛」
「どうしたらなれるか、アインシュタインに?」みちお(竹野内豊)はイチケイメンバーにこんな質問をする。
ヒントは裁判官にとっても大事なことだとみちおが話していると、部長の駒沢(小日向文世)が合議制で扱いたい案件があると言いだす。
その案件はガラス工房で働くガラス職人・藤代省吾(岡田義徳)が工房のガラス教室に通う生徒・野上碧(渡邊心結)の母親・野上奈緒(佐津川愛美)に一方的に好意を抱き、「夫は浮気をしている。夫と別れなければ罰を与える」などと手紙を送りつけその行動を監視していた。
犯人が藤代だと知った奈緒の夫・野上哲司(成松修)は、工房を訪れ口論からもみ合いになる。
自転車で逃げようとした野上とぶつかり、藤代は後頭部を強く打ち亡くなってしまう。
事件の発覚を恐れた藤代は、野上の遺体を焼却炉で燃やし証拠の隠滅を図るというものだった。藤代には前科があった。18年前にバーテンダーだった藤代は、常連客が振り込め詐欺のリーダーだと知り、騙し取った金を横取りしようと考えた。
当時、重い心臓疾患を患っていた藤代は、自暴自棄にあり犯行がバレれば自殺するつもりだった。
ところが、現金を盗むところを見つかってしまい、ナイフを持った相手ともみ合いになりナイフが相手の胸に刺さって死亡させてしまう。
その後、逃亡を図るも警察に自首したのだ。この事件の裁判を担当したのは駒沢だった。
検察の無期懲役の求刑に対し、駒沢は被害者の過剰防衛と被告人が自首したことで懲役4年の減刑を下したのだった。引用元:https://www.fujitv.co.jp/ichikei/story/story03.html
ドラマ『イチケイのカラス』第3話は、2021年4月19日(月)よる9時スタートです。
どうぞ、お楽しみに〜!
第2話の振り返りはこちらからどうぞ。
イチケイのカラス3話のネタバレと感想
イチケイのカラス3話のネタバレ
みちお(竹野内豊)が裁判長を務めた第1回公判。入廷してきた藤代省吾(岡田義徳)は左陪席にいる駒沢(小日向文世)を見て驚く。
駒沢は今回も過失により死亡させたのなら、なぜ自首をしなかったのか?なぜ遺体を燃やしたのか?を問うが、検事の城島(升毅)は被告人は否定はしていない案件と主張する。
駒沢は藤代がまた罪を犯したとは思えないと徹底的に調べることに。
第2回後半で、みちおは藤代の曖昧な供述と状況証拠だけの警察の捜査に、職権を発動し改めて実況見分を行うことにする。
そこで浮かび上がってきたのは、ずさんな警察の捜査と被害者・野上哲司(成松修)の妻で警察官の奈緒(佐津川愛美)に関することだった。
現場の捜査を行っていた刑事の岡崎恵一(水間ロン)は、野上が奈緒にDVを行っていたとの情報があったことや、補充捜査を行わなかったのは刑事部長の判断によるものと証言。
署長と刑事部長は間も無く昇進する予定で、部下である奈緒が犯罪に関わっているとなれば昇進にも響くとの理由からだったのではという。
駒沢はこれは起訴のやり直しが必要と、検察の城島と井出(山崎育三郎)を巻き込んで、イチケイメンバー総出で再捜査を行う。
その頃みちおと坂間(黒木華)は、18年前の事件で藤代の世話をしていた保護官のもとを訪ねていた。
事件を起こした藤代は、逃亡中自殺を図ろうとしているところを女性警察官に止められて自首したという。その女性は、藤代の刑期が決まり刑務所に入った後も何度も面会に来て励ましていた。
それが、奈緒だった。2人には隠された強い繋がりがあったのだ。
最終公判で、奈緒は娘・碧のために藤代との繋がりを隠していたと証言するが、検察側からの新たな証拠を突きつけられ「本当は自分が夫を殺害した。藤代は、自分の余命が長くないからと罪をかばってくれた!」と叫んだ。
するとみちおは「起こってしまったことは変えられない。でも、これからは変えられる」
「いかなる場合でも、罪を償うチャンスを奪ってはいけない。真実を話してください」と諭す。
その言葉に、藤代は娘の碧をかばったことを話し始める。葵は、母親への暴力を見かねて父親に抗議するが、逆に殴られとっさにそばにあった花瓶で父親を殴ってしまう。
藤代はガラス教室を休んだ葵を心配して電話をしたことで事件を知り、葵を守るために犯行現場をガラス工房に偽装したのだ。
そして奈緒もまた、藤代の罪を軽くするために、野上が自転車で転んだ時に頭を打ったように偽装していた。
事の発端は18年前の事件で藤代と奈緒は出会い、互いに惹かれあっていた。
奈緒は藤代の子・葵を身ごもるが、前科のある藤代は奈緒と葵を苦しめたくないと身を引く。それでも藤代は奈緒と葵の幸せを願い、近くで見守っていたのだ。
後日、葵は家庭裁判所に送られ、奈緒は犯人隠蔽と証拠隠滅の罪で懲戒免職に。
駒沢は藤代と面会していた。駒沢は、藤代の証言に本音が混じっていたことを感じていたと話し、君ならもう一度やり直せると告げた。藤代は駒沢の励ましに涙する。
駒沢の本来あるべき裁判官としての姿に感動した!と話す坂間に「裁判官にとって一番大切なこと。アインシュタインに近づく方法」がわかったんじゃないか?とみちおは言う。
それは「疑うこと。アインシュタインは常識を疑うことで、数々の心理を導き出した。ただ単に信じることは知ることの放棄」であると。
第4話に続く。
イチケイのカラス3話の感想
何とも切ない物語でしたねぇ・・・ (涙)
今回の主役は、やはり駒沢部長ですね!
かつて自分が減刑を下した被告人が、また殺人を犯す。
しかし、被告人を信じるがゆえに、それを証明するために疑ってかかり、真実を知る。
信念を貫く姿勢は、まさに伝説の裁判官ですね!!
イチケイのカラス3話の岡崎刑事役はだれ?
第3話のゲストキャストで笹原署の刑事・岡崎恵一役を演じたのは水間ロンさん。事件の真相につながる重要な情報をつかんだ岡崎刑事が、みちおらイチケイに協力して事件の解決に結びつくことができたという、重要な役どころを演じました。
水間ロン(みずま ろん)さんは1989年10月28日生まれの31歳。
両親の故郷である中国・大連に生まれ、生後4ヶ月で大阪に移住。
大阪の大学を卒業後、上京して芸能プロダクション・ザズウに所属し、俳優活動を開始します。
所属事務所のザズウは松重豊さんをはじめ、嶋田久作さん、田中要次さんといった個性派俳優が多く活躍しています。
主な出演作品に、映画『パラレルワールド・ラブストーリー』、『マスカレードホテル』、『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら』など。2020年に公開された映画『燕 Yan』で主演も務め話題になりました。
またテレビドラマでは『坂の途中の家』、『スカム』、『孤高のグルメ』、『きょうの猫村さん』などに出演。
この春に、広瀬すずさんと櫻井翔さんのダブル主演で話題のドラマ『ネメシス』にも出演していますよ〜♪
中国語も話せることから、数多くのドラマや映画に出演し、活躍しています!
また、2018年に北京に拠点を移し、中国での俳優活動にも力を入れているそうです。
今後、海外での活躍も期待できそうですね!
イチケイのカラス3話のゲストキャスト紹介!
藤代省吾:岡田義徳
ガラス工房で働く職人。野上哲司の殺害、遺体損壊事件の被告人。
強盗致死の前科があり、18年前に駒沢が減刑判決を下している。
野上哲司:成松修
市役所の職員。今回の殺人事件の被害者。
野上奈緒:佐津川愛美
野上の妻。シングルマザーで笹原署の警官として働きながら娘・碧を育てる。
その後、碧を連れて野上と結婚した。
野上碧:渡邊心結
奈緒の娘。シングルマザーの奈緒の連れ子で中学生。野上哲司と血縁関係はない。
岡崎恵一:水間ロン
藤代の殺害事件の捜査を担当した笹原署の刑事。
迫田淳史:大河内浩
笹原署の署長。
堀口義則:越村友一
笹原署の刑事部長。
詐欺師:輝海
振り込め詐欺グループのリーダー。
18年前、藤代が金を横取りしようとして、もみ合う際に殺害された。
津田丈弘:神崎孝一郎
佐賀に住む元保護司。18年前の事件で藤代の保護司を務めていた。
傍聴マニア:金ちゃん、坂井良多(鬼越トマホーク)
「みちおを守る会」のメンバー
☆月9ドラマ『イチケイのカラス』第4話の続きはこちらからどうぞ〜〜!
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