ドラマ『エルピス〜希望、あるいは災い〜』6話は、拓朗(眞栄田郷敦)がつかんだ目撃情報のウソにより、再審は現実味を帯びてきた。世間やマスコミが騒ぎ立てる中、恵那(長澤まさみ)にはある疑念が・・・。この記事は、エルピス6話の感想とネタバレあらすじをお伝えします。
エルピス〜希望、あるいは災い〜6話のあらすじ
ドラマ『エルピス〜希望、あるいは災い〜』6話のあらすじは、番組ホームページより引用してお伝えします。
第6話「決定的な真実」
西澤正が「松本死刑囚(片岡正二郎)を見た」というのはうそだった—。逮捕の決め手となった目撃証言が覆されたことで、再審は現実味を帯び、恵那(長澤まさみ)は再び奮い立つ。さらに、拓朗(眞栄田)がつかんだこの事実は、かつて報道局に在籍していた村井(岡部たかし)の魂にも火をつけ、事が事だけに報道部に任せるべきだという恵那や名越(近藤公園)の言葉をよそに、村井は『フライデーボンボン』で大々的に報じると宣言する。オンエア後、日本の司法を揺るがす新事実に世間の反応はすさまじく、あらゆるメディアが動き出し、情報提供者である西澤の元妻・吉村由美子も不安を隠せない。さらに、恵那たちの考えがいかに甘かったかを思い知らされる、取り返しのつかない事態が起きてしまう。社内では緊急幹部会が行われ、この大事な局面に、恵那が局の看板番組である『ニュース8』に“事件を追っていた記者”として出演することが決まる。本来なら古巣への凱旋出演を喜ぶところだが、恵那の中には、斎藤(鈴木亮平)が副総理大臣の大門(山路和弘)とつながっていると知ったときから、ある疑念が。その不安を払拭するべく、恵那は出番を待つばかりであった…。
目撃証言のウソにより再審への希望が見えはじめ、恵那や拓朗たちは再びやる気を見せます。
世論やマスコミを巻き込んでの大騒動に、「開かずの扉」は開かれるのでしょうか?
そして、斎藤に対する恵那の疑念は晴れるのか・・・!?
ドラマ『エルピス〜希望、あるいは災い〜』第6話は、2022年11月28日(月)よる10時から放送予定です!
どうぞお楽しみに〜〜!!
☆第5話の振り返りは、こちらからどうぞ。
エルピス〜希望、あるいは災い〜6話のネタバレと感想
エルピス〜希望、あるいは災い〜6話のネタバレ
浅川恵那(長澤まさみ)の家で、泥のように眠る新米ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)。
チーフプロデューサー・村井喬一(岡部たかし)に呼び出され、拓朗を叩き起こした恵那は、急に無口になった拓朗に戸惑いながら2人でスタッフルームへと向かった。
そこで村井は、インタビュー映像を「フライデー・ボンボン」で流すと言い始める。
名越(近藤公園)と恵那が、番組存続のためにも報道に扱ってもらうことがベターだと説得を試みるが、村井の意向は変わらなかった。
村井の独断に不安を抱く恵那が帰宅すると、ソファには斎藤正一(鈴木亮平)が眠っている。
大事なことは言葉ではなく態度で示す斎藤のことを愛している恵那。本当は自分たちの立場が対立しているのではないかという想いを抱えているが、それを言葉にして問うことはできなかった。
そして迎えた、収録当日。
緊張の走る中、西澤正(世志男)の元妻・吉村由美子(小林麻子)が真実を話すVTRが放送された。
その反響はすさまじく、番組初の高視聴率を叩き出したが、その余波は恵那たちの想像をはるかに超えてしまっていた。
インタビュー映像に触発された視聴者がSNSで拡散し、ネットニュースなどの後追い報道も過熱。
万が一に備えて放送前からホテルに元妻を匿っていたが、ものすごいスピードで事件関係者や事件についての情報が溢れるのを見た元妻は、本当に自分たちが安全なのかを不安に思うほどだった。
メディアに居住地も特定された西澤は、メディアからの追及を逃れるために逃亡。
恵那はその事実を松本死刑囚(片岡正二郎)の再審請求に奔走する弁護士・木村(六角精児)から聞くと同時に、証言者がいなくなったせいで冤罪を証明することができなくなったと詰め寄られる。
この件で、局内は大騒ぎ。
上層部が決めた対応は、なんと恵那の報道番組「ニュース8」への出演だった。
出演前に斎藤に連絡をとろうとする恵那だったが、電話が繋がらず、メッセージを送ることに。
そんな恵那の元に現れた村井は、斎藤を守りたければ、取材記者として自分が番組に出演することもできると話した。
しかし恵那は、村井が自分の番組でインタビュー映像を流すことにこだわったのは、斎藤を通して大門副総理(山路和弘)の圧力がかかっていたことを確認。自分が報道すると言い切った。
すると、斎藤から恵那にメッセージが届く。
細切れに送られてくるメッセージだったが、その内容があまりいいものではないと悟った恵那は、読むと出演の決意が揺らぐと判断。スマホを村井に押し付けてスタジオへと向かった。
本番を終えた恵那を待っていたのは、村井からスマホを預かった拓朗。
早速、今後の特集に向けたすり合わせをしようとする拓朗をよそに、恵那は返してもらったスマホの文面を読んでうずくまると、そのまま部屋を飛び出した。
そこには、斎藤の葛藤と恵那への別れの言葉が記されていたのだった。
これらの波紋を呼んだ責任をとって「フライデー・ボンボン」は打ち切りが決定。
首謀者である村井は子会社への出向、拓朗は経理部へ異動、名越はチーフプロデューサーへ昇格した。
そして、1人遅れて出た内示で、恵那は「ニュース8」のキャスターへと返り咲いたのだった。
しかし、恵那の異動は昇格ではなく、視聴者対応のためだと言われ、ニュース8のプロデューサー・佐々木(神尾佑)からは「好き勝手したらクビを切る」と釘を刺されてしまう。
一方、拓朗は1人暮らしを始め、ボンボンガールだったあさみ(華村あすか)と付き合いはじめた。
放送中心となった恵那は、時間がとれないことを言い訳に事件の取材を後回しにするようになっていた。
しかし、拓朗はその後も事件について調査を続けている。
そんなある日、もう顔なじみになった事件現場付近の商店街の喫茶店で気になる話を耳にする。
客が言うには、本条建託の息子(永山瑛太)が開いていた怪しい店が、やっと閉店したそうだ。
この地域のほとんどは本条建託の土地であり、さらに大門副総理はこの地の生まれのため、応援しているのだという。
キーワードが気になった拓朗は、少し席を離れると言って客の話していた店やその周辺を撮った写真を恵那に送った。
写真を受け取った恵那は、番組スタッフと帰宅するところ。
局内から出口に向かってくる恵那を、一足先に外に出た斎藤はタクシーに乗り込む手前でそっと見つめていた。
その日、退職届を出した斎藤はそのままタクシーに乗り込み、走り去った。
拓朗からの写真に気付いた恵那は、店舗のシャッターに貼られた大門のポスターに注目。
大門の経歴を調べると、八頭眉山のある八飛市出身で警察庁でポストについていたことにピンときた。恵那は、笹岡(池津祥子)に大門について調べるよう依頼する。
エルピス〜希望、あるいは災い〜6話の感想
今回の立役者は、なんといっても村井さんでしょう!
のらりくらり、仕事は二の次みたいな顔をしていたのに、社内政治なんかもちゃんと把握したうえでインタビュー映像を独断で流し、最終的には恵那と斎藤のことまで考えて立ち回ろうとしてくれていました。
恵那にスマホを渡されて、通知の多さに文句を言うことで、それまでのピシッとした雰囲気から一気に力が抜けていい落差になってた気がします。
打ち上げのシーンで、長澤まさみさんの歌のうまさにもビックリでしたが、恵那としての村井さんへの想いが詰まっていたように感じました。
そして、斎藤。
部屋で過ごす時の声のトーンや雰囲気が、外でいる時と違っていて。
リアルすぎて、役者さんってほんとうにすごい・・・
斎藤が「言葉ではなく態度で示す」そして、それを恵那が「受け取って理解する」というのが伏線のような気がしてますが、これから事件はどう展開していくのでしょうか?
今回までが過去の事件の振り返りで、ここからリアルタイムに事件が動いていくのかなぁなんて。
無口になってアップロード中の拓朗は、どんなバージョンに生まれ変わるのでしょう。
次回からの2章、楽しみです!
第7話の続きはこちらからどうぞ〜。
☆ドラマを一気見したい方は、ぜひこちらから!
☆ドラマの原作や脚本、キャスト、登場人物・相関図は、こちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください♪
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