ドラマ『アトムの童(こ)』第7話は、アトム玩具は「アトムの童」に社名を変更し、新たにスタートする。そんな中、大企業SAGASUに買収のピンチが迫っていた。興津(オダギリジョー)は那由他(山崎賢人)たちのもとを訪れて・・・。
この記事ではドラマ『アトムの童』第7話のあらすじやネタバレ感想をお伝えします。
アトムの童7話のあらすじ
TBS日曜劇場『アトムの童(こ)』第7のあらすじについては、番組ホームページより引用してお伝えします。
第7話「 宿敵からのSOS 」
「アトム玩具」が「アトムの童」に社名を変え、新たなスタートを切って数年の月日が経つ。従業員も増え、会社はかつての活気を取り戻していた。
そんな中、那由他(山﨑賢人)と隼人(松下洸平)はゲームクリエイターの交流会での出会いを通し、次のステージを見据えるように。その思いを知った海(岸井ゆきの)は社長として、複雑な気持ちを抱えていた。
一方、興津(オダギリジョー)は「SAGAS」の株が大財閥の「宮沢ファミリー オフィス」に大量取得され始めたことに危機感を覚えていた。そこに、同社の社長・宮沢沙織(麻生祐未)が突然やって来る。
「宮沢ファミリーオフィス」の影響力は「アトムの童」にも忍び寄っていて…。
アトム玩具を買収した、大企業・SAGASにも買収の危機が!
時代の寵児(ちょうじ)ともてはやされた興津が、ついに追い詰められそうですね。
そして、新生・アトムにもその影響が・・・!?
TBS日曜劇場『アトムの童』第7話は、2022年11月27日(日)よる9時放送予定です!
どうぞお楽しみに〜〜!!
☆第6話の振り返りは、こちらからどうぞ〜。
アトムの童7話のネタバレと感想
アトムの童7話のネタバレ
新会社「アトムの童」として、再スタートを切った安積那由他(山崎賢人)、菅生隼人(松下洸平)が率いる元・アトム玩具のメンバーたち。
順調にゲームの売り上げを伸ばし、数年をかけて従業員も数名抱える、活気ある会社となっていた。
そんなある日、那由他と隼人ジョン・ドゥとして、いつものネットカフェで行われるクリエイター交流会に参加。人の表情から喜怒哀楽を数値表示する技術と出会う。
開発者はティムという名のエンジニア。ジョン・ドゥのファンで、那由他たちに会うためシアトルから来たという。
2人は、後日会う約束をして会場を後にした。
彼らが向かった先は富永海(岸井ゆきの)が待つ、アトムの童。
大事な会議があると集められた社員たちに向かって海は、「アトム玩具」創業日である今日、玩具作りの再開を宣言した。
早速、再開の準備を進める各務(塚地武雅)や八重樫(でんでん)。
ところが、塗料の仕入れを断られてしまった。
その理由は、塗料の販売を軍事産業に限定するよう筆頭株主に言われているからだと言う。
何度お願いに行っても覆らなかったため、手に入れられる塗料を取り寄せ、新しい取引先を探すこととなった。
多少のトラブルに見舞われながらも、みんなが楽しくイキイキと働く姿を見た那由他は、自分がここでできることはやり切ったという想いを抱くようになっていた。
後日、那由他と隼人はティムといつものネットカフェで会うことに。
ティムのAI技術を使ってのゲーム開発の話で盛り上がる。
時間を忘れて話し合った後、ティムは2人に自分の会社に来て欲しいと切り出した。
動揺する2人だったが、次のステージに進むアトム同様、自分たちも次のステップに行くべきなんじゃないかと結論を出した。そして、海にアトムの童を離れることを伝えた。
海はショックを受けながらも、ずっと支えてもらった2人がやりたいことを応援したいと考え、送り出すことを決意する。
順調に進化していくアトムに対し、SAGASの興津晃彦(オダギリジョー)はある問題に悩まされていた。
投資会社「宮沢ファミリーオフィス」が、SAGASの株保有数を少しずつ増やしてきていたのだ。
ファミリーオフィスは、アトムに販売を断った塗料会社の筆頭株主でもある。
利益や会社の意向は関係なく、自分たちの思う理想の社会にするため会社を作り変えてしまうような存在だった。
元銀行支店長・小山田(皆川猿時)を使って、何とか株の買収を阻止しようとしたが不発に終わる。じわじわと買収に動き出したファミリーオフィスは、ついにゲーム事業からの撤退と特許技術の公開を興津に打診した。
焦った興津は、経産省の堂島(西田尚美)を頼るが、ファミリーオフィスの手がすでに回っており、関係を切られてしまう。
背水の陣となり、興津が向かった先はなんと、アトムの童。
興津は技術公開を阻止するべく、オリンピック初のeスポーツに選定されるゲームを開発するために力を貸せと言うが、アトムのメンバーは冷やかに対応した。
その場で断ろうとする海に興津は、2週間後の株主総会で数十秒のデモゲームを発表し、それがうまくいけばアトムの特許技術「アトムロイド」を返還すると取引を持ち掛けたのだった。
興津が去った後、申し出を却下することでまとまりつつあるみんなに向かい、那由他だけは興津に協力すると言い始める。
詰め寄るメンバーに、那由他は塗料会社の例を挙げ、アトムの魂である「アトムロイド」を玩具以外のことに使われないために、取り返そうと主張したのだった。
それを聞いた隼人は、興津が技術を返還するという言葉は信用できない。しかもティムの会社のあるシアトルに旅立つ日が後3日に迫っていることを伝える。
那由他は、「だからこそ、最後にアトムのために働きたい」と言うが、そんな那由他に賛同する人は1人もいなかった。
翌日、SAGASを訪れた海は、興津の申し出を断った。
オフィスを出ようとした海の目の前に現れたのは、なんと那由他。
興津に協力するという那由他をなんとか阻止しようとするが、「アトムのファンだから」と言い残し、那由他は興津の元へ向かった。
SAGASでのゲーム制作に取り組むことを決めた那由他の元に、隼人から連絡が入る。
呼び出された場所で那由他に声をかけられた隼人は、かつての自分がそうだったように、今度は那由他がSAGASの犠牲になるつもりなのかと問う。
しかし、那由他は犠牲になるのではなく、ティムの話を聞いた時と同様、設備と「アトムロイド」でゲーム製作ができることにワクワクしていると話し、2週間ティムの会社への合流が遅れるだけだと笑った。
そんな那由他に隼人は声を荒げる。
那由他の性格上、デモゲームを作ってしまえば、完成までこだわりたくなってしまい、何年も没頭するのが目に見えていると。
お互いの選択が揺るがないことを確認した2人は、別れを告げてそれぞれの道へと歩をすすめたのだった・・・。
アトムの童7話の感想
時間軸が急に飛んでしまって、とにかく事実を追うのが精一杯・・・といった感じでした。
経産省の役人が、「地道に頑張る人間がバカを見る」と言っているのを見て、立場の違いを感じました。
興津にとってアトム玩具がそうであったように、ファミリーオフィスや経産省にとってSAGASはそういう存在。
見る人間が違えば、尺度が違うんだなぁと・・・
そして、那由他と隼人は生粋の起業家なんですね。
安定を求めず、自分たちが何かを生み出せるワクワク感やスリルを求めてしまう。
自分たちの娯楽のためだったゲーム開発が誰かの役に立つこと、誰かと一緒に生み出す喜び、たくさんの人に自分のゲームを遊んでもらえる幸せを知った那由他。
彼の動機が、誰かのためになっていることに成長を感じました。
そして何より、隼人の言葉。
那由他はのめり込んでしまうというのは、容易に想像できました(笑)
私も、2週間やって特許技術が返ってくるなら・・・と思っていましたが、そうではないんですね。
次回からは、少しずつ興津のことも語られそうな予感も・・・?
来週も目が離せません!
第8話の続きはこちらからどうぞ〜。
全話を一気に観たい方はこちらから!!
ドラマの原作や脚本、キャスト・相関図、放送日については、こちらに詳しくまとめていますので、ぜひご覧になってくださいね〜♪
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