ドラマ『エルピス〜希望、あるいは災い〜』7話は、報道番組に戻ってきた恵那(長澤まさみ)。
冤罪を晴らすため仮説を立てた恵那は、それを立証するため拓朗(眞栄田郷敦)に調査を依頼します。そんな折、思わぬ人物から連絡が入り・・・。
この記事は、エルピス7話の感想とネタバレあらすじをお伝えします。
エルピス〜希望、あるいは災い〜7話のあらすじ
ドラマ『エルピス〜希望、あるいは災い〜』7話のあらすじは、番組ホームページより引用してお伝えします。
第7話 「さびしい男と忙しい女」
副総理大臣の大門(山路和弘)が八飛市出身だと気づいた恵那(長澤まさみ)は、新聞記者のまゆみ(池津祥子)に大門の身辺調査を依頼。かつての斎藤(鈴木亮平)の言動から、警察に対し絶大な力を持っていた大門が、事件に何らかの形で関与しているのではないかと考えたのだ。一方、経理部へ異動した拓朗(眞栄田郷敦)もまた、引き続き事件を追っていた。しかし、新たな手掛かりは何も得られず、調査は八方ふさがり。このままでは松本死刑囚(片岡正二郎)を救い出すどころか、事件は風化してしまう——。落ち込む拓朗が村井(岡部たかし)に愚痴をこぼしていると、そこへ、とんでもないニュースが飛び込んでくる——!
やがて、まゆみの協力により大門に関わる重要人物のリストを手に入れた恵那は、ある仮説を立証すべく、多忙な自分に代わってその人物たちを調べてほしいと拓朗にリストを託す。局の看板アナウンサーに返り咲き、もはや自分とは違う世界の住人となった恵那の態度に、不満とどこか寂しさを感じる拓朗。するとその矢先、拓朗の元に意外な人物から電話がかかってきて…。
報道番組のメインアナウンサーに復帰した恵那。
それは斎藤との別れと引き換えに得たものだったようですね。
多忙な日々の中、恵那は松本死刑囚の冤罪事件を追い続けます。
一方、拓朗は恵那の仮説を証明するため調査を依頼されますが、思わぬ人物から電話が入る!?
ドラマ『エルピス〜希望、あるいは災い〜』第7話は、2022年12月5日(月)よる10時から放送予定です!
どうぞお楽しみに〜〜!!
☆第6話の振り返りは、こちらからどうぞ。
エルピス〜希望、あるいは災い〜7話のネタバレと感想
エルピス〜希望、あるいは災い〜7話のネタバレ
「ニュース8」のメインキャスターに返り咲いた浅川恵那(長澤まさみ)と、経理部に左遷された岸本拓朗(眞栄田郷敦)。
一緒に活動をすることはなくなったものの、お互いに情報交換をして事件を追っていた。
拓朗から送られてきた写真を見て、大門副総理(山路和弘)について調べるよう笹岡(池津祥子)に依頼をした恵那は、大門が懇意にしている人物リストを手に入れる。
笹岡は、「権力を持つ人間には、色々な依頼がくる。それに応えるには、大なり小なり大門自身にリスクがある。もし犯人をもみ消したのであれば、大門にとってそれだけのリスクをとってもいいと思える人物なのではないか」と教えてくれた。
目撃証言が崩れた松本死刑囚(片岡正二郎)だったが、進展が見られず、くすぶっていた拓朗。
同じく左遷された村井喬一(岡部たかし)と飲んでいる最中、恵那の出演する「ニュース8」で松本のDNA再鑑定を知り、急いでその場を後にした。
向かった先は、再審請求を出し続けている担当弁護士・木村(六角精児)の元。
先についていた恵那と共に、絶対に不可能だと思っていた再鑑定が何故行われたのかを尋ねると、退任直前の裁判官が担当だったからなのだと話してくれた。
奇跡的な展開に希望を見出す恵那とは対照的に、拓朗の表情は晴れないままだった。
再鑑定は遺留品を弁護側と検察側で分割し、互いに鑑定するという形式をとる。
その結果、弁護側は松本とDNAが不一致としたものの、検察側はDNA不検出のため、鑑定不能と結論づけた。
これを受けて憤る恵那を冷めた目で見つめる拓朗に、会社を辞めてフリージャーナリストとしてテレビに出演するようになった斎藤正一(鈴木亮平)が、局に圧力をかけていたことを伝える。
そして、恵那は笹岡から受け取った大門副総理のリストを渡し、調べて欲しいと依頼した。
そんな拓朗の元に、以前全く取り合ってくれなかった、当時の捜査に関わった刑事から電話がかかってくる。
50万円で事件のすべてを話すという彼から、無実である松本を犯人に仕立て上げたという証言を聞くことができた。
頑なに認めようとしなかった事実をあっさり話す彼に理由を尋ねると、再鑑定を受けて全容が明らかになるのも時間の問題だと感じたため、正義のために話したいという。
自分勝手な理屈を並べる刑事に呆れながらも話を聞く拓朗。
検察も警察も信用できないため、自分で真犯人を見つけるしかないという拓朗に、彼は今回の騒動の発端でもあった昨年の事件を調べるといいとアドバイスする。
真犯人の可能性が見つかることを恐れて、誰も捜査をしていないため証拠がたくさん残っているはずだという。
最後に彼は、USBを置いて「全てを終わらせてくれ」と言って、その場を去った。
その矢先、弁護側の鑑定結果を受けて自信を深めた被害者遺族が声を上げ、被害者遺族の会が発足した。
発起人はインタビューに応じてくれた被害者の姉で、拓朗は彼女に頼まれて被害者遺族を集めたのだった。
しかし、昨年亡くなった被害者遺族のみ不参加。
被害者は年齢を偽って風俗で働いており、かなり人気でリピーターも多かったそう。
また、母親は若く、彼女の下にも幼い兄弟が2人いたため、日々の生活に追われていて家庭環境もあまりいいとは言えない様子。
家を訪ねた拓朗への対応も、被害者遺族とは思えないようなひどいものだった。
しかし、捜査がロクに行われなかったため、そのような事実は世間に知られずにいた。
拓朗はスマホ映像や画像なども含め、彼女の事件を調べはじめ、発見現場を訪れた。
その道すがら、恵那が言うように至る所に大門のポスターが貼ってあるのをいくつも確認した。
恵那からの情報をもとに、大門をとりまく周辺情報を調べている拓朗は、いつもの喫茶店で店主に大門について尋ねた。
懇意にしているという本城建託についての情報を手に入れた拓朗は、本城の子どもたちの情報を確認したが、本城建託の関係者である次男と長女の他に、所在不明となっている長男を見つける。
本城彰(永山瑛太)というその人物について尋ねると、店主は商店街で怪しい店を開いていたが最近になって店を閉じたそうだ。
拓朗からそれを聞いた恵那は、以前会った怪しい店の男を思い出す。
その瞳に身震いをしながら、このあきらという人物が犯人ではないかと疑惑を深めていくのだった。
エルピス〜希望、あるいは災い〜7話の感想
本格的に物語が動き始めましたね!
拓朗が恵那に「甘い」と言っているシーン。私は最前線に戻った恵那がどんどん理不尽さへの憤りや飲み込みきれない現実の重さを忘れていっているという場面かと思っていました。
でもそうじゃなくて、恵那は日々そういう現実と向き合い、また少しずつ毒素をため込んでいるだけなのだとわかりました。
村井さんが体調を気遣っていたことから、当時もちゃんと相談していたことが伺えて、なんだかんだ言いながらちゃんと関係性を築けているんだなと思いました。
コメンテーターとして活躍を始めた齋藤の動向も気になるところですが・・・
ここでやってきた、あきらの存在!
あの一瞬しか出ていないのに、瑛太さんの存在感すごいですよね・・・
本当に彼が犯人なのか、何か事件に関与しているのか。
「理不尽」みたいなところが軸の物語なので、一筋縄ではいかなそうな予感もしています。
ハッピーエンドかバッドエンドか、はたまた・・・
来週からも、ますます目が離せません!!
☆第8話の続きはこちらからどうぞ〜。
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☆ドラマの原作や脚本、キャスト、登場人物・相関図は、こちらの記事にまとめています。ぜひご覧ください♪
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