ドラマ『エルピス〜希望、あるいは災い〜』8話は、連続殺人事件の犯人について仮説を立てた拓朗(眞栄田郷敦)は新たな重要証言にたどり着く。事件の真相に近づこうする拓朗に対し、なぜか冷めた様子の恵那(長澤まさみ)・・・。
この記事は、エルピス8話の感想とネタバレあらすじをお伝えします。
エルピス〜希望、あるいは災い〜8話のあらすじ
ドラマ『エルピス〜希望、あるいは災い〜』8話のあらすじは、番組ホームページより引用してお伝えします。
第8話
かつて迷い込んだ商店街で、暗がりのなか、えたいの知れない雰囲気と危険をはらんだ瞳で恵那(長澤まさみ)を惑わせた男——。
その人物こそが、大門副総理(山路和弘)の有力な支援者である「本城建託」社長の長男・本城彰だという。あの男には何かある——。
そう直感した恵那に頼まれ、拓朗(眞栄田郷敦)が調べると、彰に対する地元の評判は上々。だが一方で、その存在があまり知られていないことも分かった。
八頭尾山で3人目の女子生徒が殺されてから、再び犠牲者が出るまでの12年間、彰は海外を転々としていたという。
連続猟奇殺人の犯人について、ある“仮説”を立てた拓朗は、再び八飛市で聞き込みを行い、最後に殺された中村優香と親しかった高岡ひかるにたどり着く。
ひかるは、亡くなった優香をどこか快く思っていない様子だったが、拓朗がある質問をすると、当時のことをぽつりぽつりと話し始めた…。さらに、ひかるの携帯電話に残されていた写真が、拓朗をさらに突き動かすことになる。
事件の真相に近づこうと突き進み、興奮気味に報告をしてきた拓朗に対して、恵那の反応は妙に鈍かった。強いいら立ちを隠せない拓朗はついに、恵那に“本心“を問い詰めたが、返ってきた言葉は…。
確かな手応えを感じている拓朗(眞栄田郷敦)対し、なぜか冷めたようすの恵那(長澤まさみ)。
2人の間に、温度差が広がっているようですね。
恵那には何か策略があるのでしょうか!?
連続殺人事件の真相解明に没頭する拓朗ですが、そんな彼を孤独感が襲いかかります・・・。
ドラマ『エルピス〜希望、あるいは災い〜』第8話は、2022年12月12日(月)よる10時からの放送予定です!どうぞお楽しみに〜〜!!
☆第6話の振り返りは、こちらからどうぞ。
エルピス〜希望、あるいは災い〜8話のネタバレと感想
エルピス〜希望、あるいは災い〜8話のネタバレ
恵那(長澤まさみ)から、本城建託の長男・彰(永山瑛太)を調べて欲しいと頼まれた拓朗(眞栄田郷敦)。
ところが、聞き込みをしても悪いウワサどころか、色気のあるちょっとしたいい男と評判のようだ。
佐々岡(池津祥子)から、彰が海外留学して日本を離れていたという情報を得た拓朗は、中村優香と彰の接点を探すため、手当たり次第に聞き込みを始める。
すると優香と親しくしていたという少女・高岡ひかる(堰沢結愛)から話を聞くことに。
ひかるは優香とは小学校の頃からの知り合いで、親友と呼ぶほどの仲ではなかったが、自分が好意を抱いていた男性を横取りされ裏切られたと拓朗に明かした。
小説に詳しいという大人の男性の話をしたところ、優香はその男性から黒いストールをもらったと自慢したことで大ケンカになり2人は絶交。
そして、数日後に優香が殺害されてしまい、仲直りする機会を失ってしまったと。
拓朗は優香が殺害された現場に案内すると、ひかるは手を合わせた。
帰り際、優香からスマホに送られたきたという男性の写真を見せられた拓朗。
何とその男は本城彰だった!
拓朗は刑事の平川を呼び出し、優香の携帯から本城彰のデータを抜き取っただろうと詰め寄る。
あくまでもシラを切る平川に、50万で八飛署の内部告発を持ちかけた時の会話を録音したと脅す。
平川は録音データと引き換えに写真を渡すことを約束。もし裏切った場合は、それ相応の手を打つと告げ去っていった。
しかし、拓朗はハッタリをかましただけで、実際に会話を録音していたわけではなかった。
その夜、平川から送られてきたデータには、ひかるに見せてもらった写真以外に、黒いストールを首に巻いた優香の写真が!
拓朗は優香の実家を訪ね、母親からその黒いストールを預かり、やれるだけのことはやってみますと伝えた。
翌日、3箇所の研究機関にDNA鑑定を依頼。殺害時に着用していた優香のスカートと黒いスカーフから検出されたDNAは全ての分析機関で一致したことを確認する。
拓朗はすぐに恵那に報告するも、なぜか彼女の反応が薄い。
後日、報道部の滝川(三浦貴大)から、拓朗が掴んだ本城彰が連続殺人事件の犯人だという証拠を、ニュース8でスクープ報道することはできない。リスクが大きすぎると告げられる。
恵那もそれが堅実的だと同意すると、拓朗は激怒し部屋を出て行った。
その後、恵那は村井(岡部たかし)に連絡。村井の昔馴染みで「週刊潮流」の編集長・佐伯(マキタスポーツ)と拓朗の4人で会うことに。
ニュース8で報道できないのであれば、週刊潮流でスクープ記事として扱ってもらうよう依頼したのだ。
帰りのタクシーで、どうせまた流れるだけだという拓朗に、できる限りのことはするつもりと話す恵那。
拓朗はできないならしなければいい、一番卑怯なやり方だと言い放ちタクシーを降りた。
恵那は番組を潰すことはできない。君のようなお金に困らないお坊ちゃんは理想を言えるが、私たちは妥協しなければいけない時もあると言い返す。
それから間もなく、記事が印刷される直前になって、ニュース8で優香の名前がデリヘル店の従業員リストに記載されていたことが、恵那の口から放送された。
このことで、被害者の会は故人の尊厳を傷つけるかもしれないと会見を中止せざるを得なかった。
そして、拓朗は平川を恐喝したという理由で解雇されてしまう・・・。
エルピス〜希望、あるいは災い〜8話の感想
何とも歯がゆいですね。
これだけの証拠があるにも関わらず、真犯人である本城彰の名を公表できないとは・・・。
幾度も大きな力に立ちふさがれ、どうすることもできない恵那。
真実を伝えられず冤罪を晴らせないもどかしさや、番組に携わるスタッフの生活を守らなければいけないという思いが、再び恵那の心身をむしばんでしまいます。
一方で拓朗は、いつも正直に気持ちをぶつけてくる恵那に、思うところがあるようですね。
やっと掴んだ明らかなる証拠。
粘り強くやってきた拓朗の次なる作戦は・・・!?
今回、出番がなかった斎藤が気になります。
本来は報道部のエースだった斎藤。
実は、大門の右腕になるためではなく、大きな権力と戦えるだけのポジションを得るために準備をしているのではないでしょうか?
個人的にはそう願いたいところです。
第9話の続きはこちらからどうぞ〜〜。
☆ドラマを一気見したい方は、ぜひこちらから!
☆ドラマの原作や脚本、キャスト、登場人物・相関図は、こちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください♪
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