この秋にスタートするTBSドラマ『最愛』の脚本を担当する脚本家の奥寺佐渡子さん。数々のテレビドラマや映画、アニメの脚本を手がけている彼女が脚本家として有能だと噂になっています。
この記事では、そんな脚本家・奥寺佐渡子さんについてwiki調査のまとめと、数ある作品の中から代表作品を紹介、SNSで噂になっていることについて検証してみたいと思います。
奥寺佐渡子(脚本家)大学学歴など経歴プロフィール wiki
奥寺佐渡子プロフィール
奥寺佐渡子(おくでら さとこ)
出身地:岩手県
生年月日:1966年2月16日
年齢:55歳(2021年8月現在)
学歴:東海大学文学部・広報学科卒業
職業:脚本家
岩手県出身の奥寺佐渡子さんは、1966年生まれの現在55歳。
東海大学文学部在学中に、たまたま書いた脚本が映画制作会社・ディレクターズ・カンパニーの公募に合格。映画監督の相米慎二監督から連絡を受けますが、石油元売会社に就職が決まっていたため、大学卒業後は一般企業で働きながら、約3年間深夜番組の台本を副業として書いていたそう。
文芸雑誌『鳩よ!』にて詩人としてもデビューし、1986年に新風社より詩集『主婦は八百屋に娘は水に』を発刊。まだその頃は大学生でしたね。東海大学では文芸部広報学科に在籍していたそうなので、詩や脚本などを書くことでテレビなどのメディアにも興味を持ったのかもしれませんね。
大学卒業後も普通に働きながら、二足わらじで台本を書いていたということは、やはり物を書くことが好きで脚本家を目指していたのかもしれませんね〜。
その後は、1993年27歳の時に相米慎二監督の映画『お引越し』で脚本家デビューを果たし、同年、日本テレビ系ドラマ『お茶の間』で初の連続ドラマの脚本を担当しました。
奥寺佐渡子(脚本家)ドラマ・映画・アニメなど代表作品は?
数多くの作品を手がけている奥寺さんですが、その中から管理人デイジーがお勧めする作品をいくつかご紹介したいとおもいます。
<テレビドラマ>
お茶の間(1993年、日本テレビ)
薔薇の殺意〜虚無への供物(1997年、NHK–BS2)
ドンウォリー!(1998年、フジテレビ系)
高原へいらっしゃい(2003年、TBS系)
夜行観覧車(2013年、TBS系)
Nのために(2014年、TBS系)
リバース(2017年、TBS系)
わたし、定時で帰ります(2019年、TBS系)
最愛(2021年、TBS系)
<映画>
お引越し(1993年、相米慎二監督)
人間交差点 雨(1993年、平山秀幸監督)
学校の怪談(1995年、平山秀幸監督)
学校の怪談2(1996年、平山秀幸監督)
学校の怪談4(1999年、平山秀幸監督)
魔界転生(2003年、深作欣二監督)
花(2003年、西谷真一監督)
SEVEN ROOMS「ZOO」(2005年、安達正軌監督)
しゃべれどもしゃべれども(2007年、平山秀幸)
怪談(2007年、中田秀夫監督)
パーマネント野ばら(2010年、吉田大八監督)
八日目の蝉(2011年、成島出監督)
軽蔑(2011年、廣木隆一監督)
魔女の宅急便(2014年、清水崇監督)
バンクーバの朝日(2014年、石井裕也監督)
マエストロ!(2015年、小林聖太郎監督)
コーヒーが冷めないうちに(2018年、塚原あゆ子監督)
グッバイ〜嘘からはじまる人生劇場〜(2020年、成田出監督)
望み(2020年、堤幸彦監督)
<アニメ>
時をかける少女(2006年、細田守監督)
サマーウォーズ(2009年、細田守監督)
とある飛行士への追憶(2011年、宍戸純監督)
おおかみこどもの雨と雪(2012年、細田守監督)
バケモノの子(2015年、細田守監督) 脚本協力
ミヨリの森(森(2007年、フジテレビ系) テレビアニメ
奥寺佐渡子の脚本 ドラマ『最愛』
2021年10月から放送予定のTBS金曜ドラマ『最愛』は、同じくTBSの金曜ドラマ枠で放送された『夜行観覧車』(2013年)と『リバース』(2017年)でコンビを組んでいた脚本家・清水友佳子さんと再タッグでの作品となります。
『夜行観覧車』と『リバース』は、湊かなえさんの小説をドラマ化したものでしたが、本作『最愛』は完全オリジナル作品で、『リバース』の製作陣が再集結して制作されます。
主演は吉高由里子さんで、実業家の女性を演じます。
吉高さん演じる主人公の女性と刑事、弁護士の3人を中心に物語が展開し、連続殺人事件の謎が複雑に絡み合うラブサスペンスドラマとなっています。
奥寺さん、清水さんらによる完全オリジナル作品ともあって、先が読めないスリリングなストーリー展開になりそうですね〜!
☆ドラマ『最愛』については、こちらに詳しくまとめていますのでどうぞご覧ください。
奥寺佐渡子の脚本 アニメ映画『サマーウォーズ』
2009年に公開されたアニメ映画『サマーウォーズ」は、細田守監督の初長編オリジナル作品。
奥寺さんら『時をかける少女』のスタッフが制作に参加し、大ヒットとなりました。
映画は4ヶ月の興行で観客動員数は123万人を超え、その後『金曜ロードショー』で何度か地上波放送されましたが、放送の度に高視聴率をマークしています。
この物語は、ひょんなことから片田舎の大家族と夏休みを過ごすハメになった高校生の小磯健二が、仮想空間に端を発した世界崩壊の危機に立ち向かう姿を描いたSFアドベンチャーです。
天才的な数学の能力を持つ健二は、憧れの先輩・夏希からアルバイトを頼まれ、彼女の田舎を訪れます。この日は夏希の曽祖母の90歳の誕生日で、親戚一同が集まる中、彼女のフィアンセのふりをするというものでした。ところが、予期せぬ事態が起こり地球滅亡の危機に・・・
健二は地球を救うため、夏希の親戚家族とともに人工知能・ラブマシーンに立ち向かって行くというストーリーです。
個性溢れる登場人物や家族の絆に、暖かみを感じさせるのはさすが奥寺さんならではの観点ですね〜。『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』など細田守監督の作品には欠かせない奥寺さんですが、現在公開中の『竜とそばかすの姫』には参加していないようですね。なぜなのか?ちょっと気になります。
奥寺佐渡子 脚本家として有能と評価されるのはなぜ?
これまでに映画やテレビドラマ、アニメといった数多くの作品を手がけてきた奥寺佐渡子さん。前項でもお伝えしましたが、1993年に脚本家としてデビューしてから現在まで、数々の作品を担当してヒットさせ、脚本家としての手腕を発揮してきました。
1995年に映画『学校の怪談』で日本アカデミー賞・脚本賞を受賞。2010年には、映画『サマーウォーズ』で、東京アニメアワード・個人賞(脚本賞)を受賞。さらに、2012年に映画『八日目の蝉』で、日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞しています。日本アカデミー賞で2回も受賞しているんですね〜。素晴らしいです!
また、1998年には文化庁の新進芸術家在外研修員に選ばれ、アメリカに留学するという経験もしています。文化庁からもその才能が認められていたということですね〜。
さらに、奥寺さんといえば細田守監督作品には欠かせない脚本家としてアニメファンの間でも有名ですよね〜。2006年に『時をかける少女』が大ヒットして、その後も『サマーウォーズ』(2009年)『おおかみ子どもの雨と雪』(2012年)とコンビを組んで次々とヒットさせました。
ところが、2015年に公開のアニメ『バケモノの子』では脚本協力というだけで、映画に奥寺さんの名前がクレジットされることはありませんでした。それ以降、細田監督が一人で脚本を手がけるようになり、作品を観たファンの間からはクオリティに問題があると不満の声が続出。奥寺さんとの再タッグを望む声が上がりました。改めて彼女の才能が認められたようですね。
これらのことから、奥寺さんが有能な脚本家だと評価されるゆえんなのではないでしょうか。
奥寺佐渡子(脚本家)の事務所はどこ?
これまで映画やテレビドラマ、アニメと様々なヒット作品を手がけてきた奥寺さん。彼女に憧れて、シナリオライターや脚本家になりたいという人も多くいます。また、作品に感動した映画やアニメファンの中にはファンレターを送りたいけど、どこに送ればいいの?といった声も聞かれました。
そこで奥寺さんの連絡先・事務所はどこなのか調べてみましたよ〜。
ところが・・・残念ながらどこにも見当たらず・・・(泣)
最近は脚本家が所属する事務所があり、マネージメントを任せている脚本家の方もいるのですが、どうやら奥寺さんはどこにも事務所には所属していないようでした。
ファンレターの送り先ということではありませんが、『Japan Creator Bank』という、日本のエンターテインメント業界で活躍しているトップクリエイターを検索できるウェブサイトがあり、奥寺さんも登録しているようです。ただし、仕事の相談や依頼など一緒に仕事するためのサイトのようでした。悪しからず!
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