坂元裕二は天才脚本家!大学学歴や経歴は?おすすめ作品も紹介します!

気になる作家・脚本家

映画『怪物』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した坂元裕二さん。
独特の台詞回しや名言で、唯一無二の世界観を生み出す天才脚本家です。
そんな坂元裕二さんの生い立ちや学歴経歴など気になりますよね?
記事では、天才脚本家・坂元裕二さんの大学学歴や経歴プロフ、ドラマや映画のおすすめ作品もご紹介します!



坂元裕二の経歴プロフィール

坂元裕二 プロフィール

本名:坂元裕二(さかもと ゆうじ)
別名:大野大福(おおの だいふく)
生年月日:1967年5月12日(56歳)
出身地:大阪府
職業:脚本家・作詞家・戯曲家

坂元裕二さんは大阪府出身で、1967年5月12日生まれの現在56歳。
実家は自動車整備工場を経営する両親のもと、3兄弟の長男として育ちます。

高校卒業後、フリーターをしながら脚本を学び、1987年第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞。

上京後はテレビ局でアシスタントをしながら、1991年に脚本を担当したドラマ『東京ラブストーリー』が大ヒットし、脚本家としてその名が知られるように。

しかし、視聴率重視のテレビ業界に嫌気が差し、1996年にテレビの仕事から一旦離れ、ゲームや映画のシナリオなど執筆活動に注力。

1998年に脚本家・井上由美子さんが手がけたドラマ『きらきらひかる』に刺激を受けたことをきっかけに、再びテレビドラマの脚本家として活動を再開します。

同年、女優の森口瑤子さんと結婚。その後、長女が誕生しています。

以降、フジテレビ以外のドラマのオリジナル脚本や映画の脚本も手がけるようになり、多くのヒット作を世に送り出しました。

2016年4月から2023年4月まで東京藝術大学大学院映像研究科の教授を務めました。

2023年4月、紫綬褒章を受賞しています。

なお、坂元裕二さんの奥さんや子供、家族についてはこちらの記事に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください!

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坂元裕二の大学や学歴は?

トレンディドラマの先駆けとして、人気脚本家の地位を確立した坂元裕二さん。

出身高校や大学、学歴が気になりますよね〜!?

調べてみると、奈良育英高校を卒業していることが公表されています。

奈良県奈良市にある男女共学の私立中高一貫校なので、おそらく中学も同じ奈良育英中学校と思われます。

あまり詳しい情報を得ることはできませんでしたが、高校時代は相米慎二監督の映画や中上健次さんの小説をはじめ、様々な作品を見聞していたそうです。

高校卒業後は先にお伝えしたとおりで、大学へは進学していません。

最終学歴は奈良育英高校卒業になります。



坂元裕二は天才脚本家!特徴や魅力は?

天才脚本家と呼び名も高い坂元裕二さんですが、脚本の特徴や魅力はどのようなところでしょうか?受賞歴も合わせてお伝えします!

坂元裕二の脚本の特徴は?

坂元裕二さんの脚本の特徴として、登場人物の一人ひとりに焦点を当て、その人の生活の中で人物像を描きだしていること。些細な日常の喜怒哀楽を描くことで、私たち視聴者もつい共感してしまうわけですね〜。

坂元裕二さんが紡ぎ出す物語は、自由奔放な女性と理屈っぽくて面倒くさい男性といったキャラクターが、互いの価値観の違いからストーリー展開していくパターンが多い気がします。

また、長セリフの会話劇が特徴で、独特のセリフ回しやキャラクターの発する言葉が名セリフとして話題になることも多いですよね〜♪

そして、何と言っても坂元裕二脚本作品の最大の特徴は、ただ人の痛みや悲しみを描くのではなく、シリアスな中にもどこかクスッと笑える要素が含まれていることではないでしょうか。

ちょっとしたキャラクターの表情だったり、その仕草から人間味を感じてホットさせられます。

坂元裕二の魅力は?

坂元裕二さんの魅力は、何と言っても心を鷲づかみにする名セリフと心情描写が素晴らしいということに尽きると思います。

人気ドラマには、必ずといって名セリフが記憶に残りますよね〜。

何年経っても、「あのドラマのあのセリフよね!」と話題になりますから。

坂元裕二さんの脚本は、自然なセリフ回しの中にグッと胸に突き刺さるものがあります。

それだけ心情描写が秀逸だということですよね。

また、キャスティングにもこだわりがあって、この役にはこの人!と自ら直談判を行うこともあり、脚本を書く際には役者さんの魅力を引き出すため、自身で喋りながら当て書きしているそうです。

だからこそ、リアルな言葉となって私たちの心に響くのでしょうね!

ちなみに、私の一番印象に残っているのは、ドラマ『カルテット』で松たか子さんが呟いた「人生には3つの坂があるんですって。上り坂、下り坂、まさか・・・」

松たか子さんのシュールな感じも、めっちゃリアルで怖かった(笑)



坂元裕二の受賞歴

坂元裕二さんが手がけた作品は、数々の受賞に輝いています。
まさに天才脚本家と云われる所以ですね!

<坂元裕二 受賞歴一覧>『私たちの教科書』
・第26回向田邦子賞
・第54回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞『Mother』
・第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞
・東京ドラマアウォード2010脚本賞
・第19回橋田賞『それでも、生きていく』
・第70回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞
・芸術選奨新人賞『最高の離婚』
・第76回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』
・第3回コンフィデンスアワード・ドラマ脚本賞『カルテット』
・第7回コンフィデンスアワード・ドラマ脚本賞、及び同2017年年間大賞
・第92回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞
・芸術選奨文部科学大臣賞放送部門『往復書簡 初恋と不倫』
・豆辨読書2020年度外国語文学ランキング3位

『大豆田とわ子と三人の元夫』
・第108回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞
・東京ドラマアウォード2021脚本賞

『初恋の悪魔』
・第113回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞

 

坂元裕二のドラマおすすめ作品

坂元裕二さん脚本の主な代表作にテレビドラマ『東京ラブストーリー』『二十歳の約束』『ラストクリスマス』『西遊記』『私たちの教科書』『Mother』『それでも、生きていく』『最高の離婚』『Woman』『問題のあるレストラン』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『カルテット』『anone』『大豆田とわ子と三人の元夫』『初恋の悪魔』

映画『ユーリ』『世界の中心で、愛を叫ぶ』『西遊記』『花束みたいな恋をした』『怪物』

ゲーム『リアルサウンド〜風のリグレット〜』『ニュールーマニア ポロリ青春』

数多くのテレビドラマや映画の脚本を手がけた坂元裕二さんですが、どの作品も懐かしいですよね〜。ドラマのキャストやストーリー場面がよみがえってきます♪

その中で、おすすめのドラマ作品をご紹介しますね〜。

坂元裕二のドラマおすすめ作品① 東京ラブストーリー

ドラマ『東京ラブストーリー』は1991年1月からフジテレビの月9枠で放送され、トレンディドラマブームの代表作となりました。

主な出演者は鈴木保奈美さん、織田裕二さん、有森也実さん、江口洋介さん、西岡徳馬さん、中山秀征さん、伊藤美紀さん、千堂あきほさん ほか。

当時はドラマを見るために若い女性が帰宅したことで、月曜の夜9時には繁華街から人影が消えるほどだったと云われるほど!

自由奔放な女性・リカ(鈴木保奈美)と優柔不断な男性・カンチ(織田裕二)の恋模様が描かれ、若者たちの間で一大ブームを巻き起こしました。

小田和正さんが担当した主題歌『ラブ・ストーリーは突然に」も大ヒットとなり、ドラマを大いに盛り上げました♪

もともとは柴門ふみさんによる漫画が原作ですが、ドラマ化するにあたり坂元裕二さんがリカ目線で脚本を描いたことで、多くの女性たちの心を掴み大ヒットとなりました。

「カーンチ!」と呼びかける鈴木保奈美さんの声やおどけた表情が、30年以上経った今でも鮮やかに蘇ってきます♡

坂元裕二のドラマおすすめ作品② 二十歳の約束

ドラマ『二十歳の約束』は1992年10月から、同じくフジテレビ月9枠で放送され大人気となったドラマです。

主な出演者は、稲垣吾郎さん、牧瀬里穂さん、深津絵里さん、筒井道隆さん、坂井真紀さん ほか。

このドラマは、坂元裕二さんが書き下ろしたオリジナル作品で、夕希(牧瀬里穂)が純平(稲垣吾郎)に向かって言った「ヒューヒューだよ!」「カキーン!」などのセリフが話題となりましたね〜。

佐野元春さん初のドラマ主題歌「約束の橋』も70万枚を超える大ヒットとなりました!
実は筆者も佐野元春さんの大ファンで、今でもライブでこの曲が演奏されると大合唱になります♪



坂元裕二のドラマおすすめ作品③ 私たちの教科書

ドラマ『私たちの教科書」』は2007年からフジテレビ系列で放送された戦いがテーマの社会派ドラマで、作中のセリフ「世界を変えることは、できますか?」が話題となりました。

主な出演者は、菅野美穂さん、伊藤淳史さん、佐藤二朗さん、風吹ジュンさん、大倉孝二さん、谷村美月さん、伊藤沙莉さん、真木よう子さん、志田未来さん、谷原章介さん、酒井若菜さん ほか。

ドラマは女子生徒の転落死を発端に、様々な問題が巻き起こる中学校が舞台で、翻弄される教師や生徒と事件の裏に隠された真相を究明しようとする弁護士の姿を描いた物語です。

坂元裕二のドラマおすすめ作品④ 最高の離婚

ドラマ『最高の離婚』は2013年にフジテレビ系で放送され、数々の賞を総なめにしました。

主演の瑛太さんをはじめ主要キャストも多くの賞を受賞しています。

主な出演者は、瑛太さん。尾野真千子さん、真木よう子さん、綾野剛さん、八千草薫さん、窪田正孝さん、市川実和子さん、松尾諭さん、芹那さん ほか。

物語は離婚する若い夫婦が増えているという当時の結婚事情を背景に、離婚や結婚、家族について描かれたもので、坂元裕二さん書き下ろしの完全オリジナル作品です。

主人公が飼っている2匹の猫ちゃん・はっさくとマチルダも、ドラマには欠かせない役どころでした〜(笑)

坂元裕二のドラマおすすめ作品⑤ カルテット

ドラマ『カルテット』は2017年にTBS系火曜ドラマ枠で放送された人気ドラマです。

出演者は松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さん、吉岡里帆さん、富澤たけしさん、八木亜希子さん、藤原季節さん、宮本官九郎さん、もたいまさこさん ほか。

コメディタッチのヒューマンドラマにラブロマンスやサスペンスの要素も加わった、坂元裕二さんオリジナルの脚本で、まさに大人のラブサスペンスドラマ。

何と言っても、演技派の俳優陣が個性的なキャラクターを演じる会話劇はサイコーです!

坂元裕二のドラマおすすめ作品⑥ 大豆田とわ子と三人の元夫

ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』は2021年4月からカンテレ・フジテレビ系で放送された坂元裕二さんオリジナル脚本によるロマンティック・コメディードラマです。

主な出演者は、松たか子さん、松田龍平さん、市川実日子さん、豊嶋花さん、角田晃広さん、岡田将生さん、高橋メアリージュンさん、オダギリジョーさん、石橋静河さん、石橋菜津美さん、瀧内公美さん、近藤芳正さん、岩松了さんなど豪華俳優陣が集結!

女優の伊藤沙莉さんがナレーションを務め、神尾楓珠さん、斎藤工さん、スカパラの谷中淳さん、東京事変の長岡亮介さんといったゲストも話題となりました。

ちょっと変わった主人公・大豆田とわ子(松たか子)と個性豊かな三人の元夫(松田龍平、角田晃広、岡田将生)が繰り広げる、切なくて笑えるドラマです。

主題歌はSTUTS&松たか子 with 3exesによる「Presence」。

主題歌とエンディング映像は毎回変わり、松たか子さんをメインボーカルに毎回違うゲストラッパーと元夫の3人のキャストが週替わりでコーラスに参加するという、本編以外も最後まで楽しませてくれる徹底ぶり!

私的には坂元裕二作品の中で、一番大好きなドラマです♪

大豆田とわ子と三人の元夫の原作は漫画?脚本はだれ?キャスト相関図も紹介!
2021年春の新ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」がいよいよスタートします。脚本:坂元裕二 × 主演:松たか子のタッグでおくるロマンティックコメディ!ドラマのキャストや気になる情報をお届けしたいと思います。

 



坂元裕二は天才脚本家!大学学歴や経歴は?おすすめ作品も紹介します!のまとめ

いかがでしたか?

記事では、天才脚本家・坂元裕二さんの学歴や経歴、オススメの作品についてご紹介しました。

私自身も記事を書き終えて、改めて坂元裕二さんは唯一無二の脚本家であることを再確認した感じです。

皆さんも、ぜひオススメの作品をご覧になって、坂本ワールドにどっぷりハマってくださいね〜!!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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