イチケイのカラス4話の感想とネタバレあらすじ〜ゲストは馬場ふみか登場!

2021年のドラマ

月9ドラマ『イチケイのカラス』4話は、みちお(竹野内豊)を訪ねて坂間(黒木華)の妹・絵真(馬場ふみか)がやってくる。みちおの勧めで姉が裁判官を務める事件を傍聴することになった絵真。その事件は17歳の少年が5千万円を強奪し、現金をばらまいたというもので・・・。
この記事はドラマ『イチケイのカラス』4話のネタバレあらすじと感想をお伝えします。



イチケイのカラス4話のあらすじ

ドラマ『イチケイのカラス』第4話のあらすじは、番組ホームページより引用してお伝えします。

イチケイのカラス第4話「17歳の少年が5千万円を強奪!?」

みちお(竹野内豊)は、坂間(黒木華)を訪ねて裁判官官舎にやってきた彼女の妹・絵真(馬場ふみか)と出会う。

絵真から、姉はどんな裁判官なのかと尋ねられたみちおは、裁判を傍聴してみてはどうかと言い出す。

その後絵真は、みちおと一緒に、坂間が裁判官を務めたいくつかの公判を傍聴することに。

そんな中、イチケイの部長・駒沢義男(小日向文世)は、家庭裁判所から逆送されてきたある少年事件を合議制で扱いたい、とみちおたちに告げる。

被告人は17歳の望月博人(田中偉登)。半年前に高校を中退した博人は、レジャー施設でアルバイトスタッフとして働いていたが、あるとき売上金5000万円を盗んで逃亡。

警察に逮捕されそうになった際には、繁華街のビルの非常階段から盗んだ現金をばらまいていた。

みちおは裁判長は坂間がいいのではないかと提案し、坂間も決意を表明する。

そして始まった第1回公判。博人は完全黙秘を貫き……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/ichikei/story/story04.html

第4話から、坂間(黒木華)の妹役に馬場ふみかさん、みちお(竹野内豊)の過去を知る弁護士役に板谷由夏さんが登場します。

また、ドラマの冒頭で、永野芽郁さんが主演を務める映画「地獄の花園」(5月21日公開、関和亮監督)とのコラボシーンもあり、永野芽郁さんと共演者の広瀬アリスさん、遠藤憲一さんらが被告人として特別出演しますよ〜!

ドラマ『イチケイのカラス』第4話は、2021年4月26日(月)よる9時スタートです。
どうぞ、お楽しみに〜!

☆第3話の振り返りはこちらからどうぞ。

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イチケイのカラス4話のネタバレと感想

イチケイのカラス4話のネタバレ

みちお(竹野内豊)は坂間(黒木華)を訪ねて官舎にやってきた妹の絵真(馬場ふみか)と出会う。

絵真から姉はどんな裁判官かと尋ねられたみちおは、坂間が裁判官を務める公判を一緒に傍聴することを提案する。

甥っ子から裁判を受けるならAI裁判がいいと言われたと話すみちおに、AI裁判官はある意味理想だと言う坂間。

坂間はイチケイの赤字を減らすべく、テキパキと裁判をこなして行く。美人局(つつもたせ)の罪で起訴された女(永野芽郁)、銃刀法違反を犯した極道妻(広瀬アリス)、さい銭泥棒の常習犯(遠藤憲一)に次々と判決を言い渡す。

その様子を見ていた “ みちおを見守る会 ” のメンバーは「面白くない」「ベルトコンベアー裁判官」「駄作製造機」などと坂間を揶揄する。

それにもめげず、自分には関係ないという坂間だが、実は自身の評価をとても気にしていた。

そんな中、イチケイの部長・駒沢(小日向文世)は、家庭裁判所から逆送されてきたある少年事件を合議制で扱いたいと告げる。

みちおは裁判長は坂間がいいのではないかと提案。坂間も決意表明し、がぜんやる気を見せる。

そして、坂間が裁判長を務めることになった少年事件の第1回公判。
被告人の望月博人(田中偉登)は完全黙秘を貫いていたが、みちおが坂間の経歴や心の内を代弁すると、その場が和み博人も思わず笑みを浮かべる。

博人は8歳から児童養護施設で育ち、兄妹のような関係の幼なじみがいた。
9年前の同じ日に入所した陸(細田佳央太)と未希(ついひじ杏奈)だ。

未希はピアニストとしての才能があり将来を有望視されていたが、1年前に思わぬ事故で左手を負傷。ピアニストになる夢を諦めるしかなかった。

第2回公判で、その事故の詳細が明らかにされた。
博人は美希の誕生日に2人で東京ドリームランドへ行き、未希はジェットコースターの故障により左手の尺骨神経を損傷、麻痺が残る重傷を負う。
博人は、怖がる未希を誘って乗せたことをとても後悔していた。

しかし、東京ドリームランドの社長は業務上過失傷害罪で起訴されたが、不慮の事故として無罪になった。坂間は逆恨みから犯行に及んだのかと尋ねるが、博人は相変わらず黙秘したまま・・・。

坂間は公判が始まった頃から、居眠りを繰り返している博人の国選弁護人・辰巳浩之(凪川アトム)に対して「あなたにとっては数をこなす1案件かもしれませんが、被告人のこれからの人生がかかっています!」と一喝する。

その言葉をきっかけに、博人は初めて言葉を発した。「クソだ。法律なんてクソだ!」
みちおは博人の声を初めて聞けたと喜び、坂間は職権を発動する。

みちおとイチケイメンバーは東京ドリームランドを訪れ、当時の状況を確認する。

するとそこに、大手法律事務所の企業法務を担当する弁護士の稲垣司(前川泰之)がやってきた。稲垣は年収3億円のスター弁護士。みちおは元弁護士の経験から稲垣がどのような手段で裁判を行ったのかを見抜いていた。

稲垣は「裁判はオセロ、黒を白に変える。楽しいゲームだった。」と話すが、口裏を合わせたことについてはノーコメントとした。

そんな稲垣に、坂間は何のために法律家を志したのかを尋ねると「マネー、金だ。」とせせら笑いながら去っていった。

博人は東京ドリームランドの管理責任者から経費節減のために定期点検を怠たり、老朽化していた部品の交換をしなかったことが事故の原因であると聞き出していた。
しかし、一事不再理(刑事事件の裁判で確定した判決は、再度審理することは許さない)のため、判決を覆すことはできない。

博人には犯行当日、3時間の空白があった。博人の不可解な行動についてイチケイのメンバーは総出で足取りをたどった。

第3回公判で事件当日、博人と幼なじみの陸が落ち合い、何かを渡している映像が映し出されると「陸は関係ない」と泣き始める博人。そして、早く判決を言い渡して欲しいと土下座した。

みちおは「きっと彼は怯えている。隠したい真実が暴かれることを、真実を明らかにすることを躊躇しているのでは」と話す。坂間もまた「客観的事実に基づいて裁く必要が私にはある」と告げた。

後日、児童相談所で所在尋問が行われ、未希の腕は手術をすれば治る可能性があり、その手術代のために今回の計画を立てたことが判明する。

博人が5000万円を奪い手術に必要な分だけを陸に渡して、残りの金を非常階段からばらまくことで足がつかないようにしたのだ。

坂間は博人に判決を言い渡す。「被告人は懲役3年、執行猶予3年の保護観察処分とする」
さらに、陸は家庭裁判所で審理を受けており、未希の手術が中止になったことを伝えると「やっぱり法律なんてクソだ!どうしてだよ。」と暴れ出す博人。

坂間は壇上から降りると、
博人の前に立ち「自分の人生を投げてはいけない。いつかあなたは自分で人生を切り開いていけることを、つらい経験があったからこそ、今があると思える日がくることを心から願っています。」とエールを送った。

法廷に一人残った坂間に、みちおは「誰よりも被告人のことを考えていた。坂間さんにしかできない裁判だった。」と励ます。

後日、みちおは友人の弁護士・青山瑞希(板谷由夏)に会い、稲垣弁護士のことを話す。
青山は、未希のケガの補償について刑事裁判では一事不再理になっているが、民事裁判なら賠償金を取れるかもしれないと意気込んだ。

第5話に続く。

 

イチケイのカラス4話の感想

何とも切ない物語でしたね。

「仲間同士が思いやる気持ちも理解できるが、いかなる理由があっても決して罪を犯してはいけない。」法廷での坂間の熱い言葉が心に響きました。

そして、博人がやりきれず怒りを表す姿に「許さなくてもいい。あなたの苦しみ、怒りを全て受け止めます」と心から発した言葉にもグッとくるものがありました。

みちおに感化され、坂間も少しずつ成長しているようですね〜。



イチケイのカラス4話のゲストキャスト紹介!

坂間絵真:馬場ふみか
坂間千鶴の妹。大学生で休暇を千鶴の住む官舎で過ごし、千鶴が裁判長を務める裁判を傍聴する。
婚期を逃しそうな姉を心配し、イチケイで会った石倉に千鶴との結婚を前提とした交際をお願いし、みちおには千鶴との昼食を計画する。

望月博人:田中偉人
現金強奪事件の未成年の被告人。アルバイト先の遊園地から売上金5000万円を奪い逃走中にビルの非常階段から現金をばらまく。逮捕後は完全黙秘を貫く。

吉沢未希:ついひじ杏奈
博人と同じ児童養護施設で兄妹のように育った仲。ピアノの才能があり、ピアニストになることを夢見ていたが、博人のバイト先の遊園地でジェットコースターによる事故に巻き込まれ左腕に麻痺が残る重傷を負う。

滝本陸:細田佳央太
博人や未希と同じ児童養護施設で兄弟のように育った仲で、博人の弟分のような存在。

辰巳浩之:凪川アトム
博人の国選弁護人。博人に黙秘権を行使することについて何も説明せず、公判中も居眠りをするなど真剣に弁護に取り組んでいないことから坂間に一喝され、その後調査に協力するようになる。

稲垣司:前川泰之
大手法律事務所の企業法務を担当する、年収3億円のスター弁護士。金のために弁護士になったと言い切り、遊園地のジェットコースターの事故では遊園地側に過失はなかったかのように偽装していた。

青山瑞希:板谷由夏
みちおの弁護士仲間で、みちおの過去を知るキーパーソンとして、今後の物語に大きく関わっていく。

詐欺罪、恐喝罪の被告人:永野芽郁
美人局(つつもたせ)の被告人。法廷で、詐欺の起訴事実を舌打ちして明確に答えず、坂間との応酬を舌打ちで繰り返す。

銃刀法違反の被告人:広瀬アリス
極道の妻で銃刀法違反の被告人。坂間に懲役1年10ヶ月の判決を言い渡され、脅迫めいた発言をしたことから追加で脅迫罪で起訴しようかと問われ慌てて謝罪する。

窃盗罪の被告人:遠藤憲一
賽銭泥棒の常習犯で、盗んだ金を高級料理店の飲食代にあてていた。食事がうまいという理由で静岡の刑務所に収監してほしいと要望するが、権限がないと坂間にあっけなく却下される。

傍聴マニア:鈴木もぐら、水川かたまり(空気階段)
「みちおを見守る会」のメンバー。次々と裁判をこなす坂間に「ベルトコンベアー裁判官」と評する。



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