NHK土曜ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』最終回は、主人公・一橋桐子(松坂慶子)は余生を刑務所で過ごすため、本気でムショ活を行なっていたが、どれも失敗ばかり・・・。
見かねた寺田(宇崎竜童)が最後に提案したのは、何と殺人計画だった!?
この記事ではドラマ『一橋桐子の犯罪日記』最終回のあらすじやネタバレ感想についてお伝えします。
一橋桐子の犯罪日記最終回のあらすじ
NHK土曜ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』5話(最終回)のあらすじについては、番組ホームページより引用してお伝えします。
一橋桐子の犯罪日記 最終回「 許されぬ罪の重さぞ」
一橋桐子(松坂慶子)の犯罪計画は、毎回あらぬ方向に進み、ことごとく失敗。
見かねた闇金業の寺田(宇崎竜童)が、最後の犯罪として、なんと「殺人」計画を提案する。実は寺田は癌に侵されており、どうせ死ぬなら悪人らしく死にたい、だから俺を殺してくれというのだ。
殺人は嫌!と拒否した桐子だが、寺田の気持ちや、応援してくれる仲間たちとの日々を振り返り、気持ちが揺らぐ…。
桐子が犯罪計画の果てに見た景色とは…!?
余生を刑務所で過ごすため、ムショ活を行ってきた桐子でしたが、どの犯罪計画も失敗に終わってしまう・・・。
そんな桐子を見かねた金田は、最後にとんでもない計画を提案するようですね〜。
NHKドラマ『一橋桐子の犯罪日記』はいよいよ最終回です!
最終回の放送は、2022年11月5日(土)よる10時からの放送予定です。
どうぞ、お楽しみに〜!!
第4話の振り返りは、こちらからどうぞ〜〜。
一橋桐子の犯罪日記最終回のネタバレと感想
一橋桐子の犯罪日記最終回のネタバレ
榎本雪菜(長澤樹)の誘拐失敗で、謹慎を受けている一橋桐子(松坂慶子)。
雪菜は携帯も父親(神尾佑)に没収されて連絡がつかないため、代わりに久遠樹(岩田剛典)に様子を見てきてくれるように頼む。
その夜、桐子はアパートの近くで、かすかに名前を呼ぶ声が聞こえ周りを見回すと、草陰に隠れる雪菜の姿が。
雪菜はサーフィンの大会のチラシを桐子に渡すと、これで優勝してハワイへ行くきっかけを掴んでみせると意気込む。
それを聞いた桐子は警察署へ向かい、父親に大会のことを知らせて一緒に来て欲しいと頼んだ。
いよいよ大会当日、優勝はできなかったが必死に波に乗る雪菜を父親は必死で見守り、失敗を一緒に残念がっている様子がうかがえた。
一方、突然「殺して欲しい」と言いだした寺田一男(宇崎竜童)に真意を聞くと、がんが見つかったからだと伝えられる。
自分を殺させようとする寺田を拒否する桐子に寺田は、1人で病気に殺されるなら、桐子に殺してもらって刑務所に入る手伝いがしたいと言い、それを聞いた桐子は「考えさせてほしい」とその場を後にした。
そして、ようやくバイトに復帰した桐子が掃除をしていると、入り口の扉を拭いている久遠の元に怪しげなスーツを着た4人組が近づいてくるのが見えた。
彼らは詐欺をしていた久遠を知っており、またやらないかとしつこく誘いに来ていたのだった。
誘いを断る久遠に詰め寄る4人。桐子はモップを持って飛び出し追い払う。
もう一度、司法試験を受けることにしたという久遠に、桐子は家族とやりなおすことも考えるように伝え、バイトを辞めることにする。
久しぶりに俳句の会に顔を出すとみんなが温かく迎え入れてくれ、桐子の決意の句に対して応援の句を詠んでくれた。
その帰り、三笠隆(草刈正雄)と並んで歩いていると、三笠に「これから一緒にいて欲しい」と言われるが、桐子は「三笠さんなら1人で生きていけます」と答えて深くお辞儀をして別れた。
そう、桐子はすでに寺田の願いを叶える決意をしていたのだ。
寺田のアドバイス通り、仕事を辞めて不動産屋へ次の物件を探すよう伝える。
そして、寺田の事務所の監視カメラに映るように、室内に隠されたお金を盗んでいる動画を撮影し、商店街で寺田と桐子がもめている様子をわざと周囲の人たちに見せつけていた。
しかし、その野次馬の中には雪菜の姿が。
様子がおかしいことを察知した雪菜は、桐子の元を訪ねる。
片づけをしている桐子は、突然の雪菜の訪問に動揺しながら部屋にあげるが、寺田とのことを聞かれて誤魔化しきれないと思い、無理やり雪菜を部屋から追い出した。
そんな矢先、知子(由紀さおり)の娘から遺品を受け取って欲しいという知らせが届く。
知子の遺品を受け取った桐子は、俳句ノートに書かれていた知子の「罪」について何か知らないかと問うた。
その句を見た娘は、知子が夫からひどい言葉の暴力を受けていたことを告白。
そして、毎日高カロリーな“おいしい”料理を夫にだけ作り続け、糖尿病や高血圧になってもそれを辞めなかったことを伝えた。
そして、葬儀の時に「負けたくなかったから」と知子が言っていたことから、知子の罪は夫を何十年もかけて死に追いやったということだったのではと涙した。
その頃、様子がおかしい桐子を心配した雪菜は久遠に相談し、2人で桐子と寺田を尾行することに。
寺田の元にも小池ゆかり(木村多江)が現れ、桐子に幸せになってもらいたいから巻き込まないで欲しいと伝えに来ていた。
そんな中迎えた決行日、尾行をまいた2人は橋の上で落ち合った。
もみ合う形をとって最後は自分で川に飛び込むという寺田に、泣きながらなんとかもみ合うふりをする桐子だが、途中で中止を訴える。
それを聞かず飛び込もうとする寺田を桐子は何度も止めていると、寺田が倒れてしまう。
その瞬間、久遠と雪菜が橋の上の2人を見つけ、救急車を呼んで寺田は病院に運ばれることになった。
知子がいなくなり1人ぼっちになって、この世に未練はないと思っていた桐子は、たくさんの人と出会い、まだここにいたいと思うようになっていた。
久遠、雪菜に想いを吐露する桐子は、ムショ活を終えることを決意する。
ムショ活をやめた桐子は、雪菜といっしょに知子の故郷である島に訪れ、ある大木を目指した。
その木を見た瞬間、桐子はここに住みたくなったと雪菜に伝え、半月後には島へ移住した。
知子の娘のご厚意で、知子が住んでいた実家を貸してもらい、知子が通っていた小学校の清掃員として働くことに。
桐子は、コスモスと共に自由な生活を手に入れたのだった。
おしまい。
一橋桐子の犯罪日記最終回の感想
シャバでの自由な生活を手に入れた桐子は、きっとそのチャーミングな性格でこれからもたくさんの人に愛されながら生きていくんだろうなという最後でしたね。
個人的に、このドラマで一番変化が大きかったのは久遠だったような気がします。
見た目もそうですが、表情が本当に柔らかくなって、最終話では桐子に振り回されっぱなし。
本来は、本当に人のために行動できる優しい人なんだなあと感じました。
桐子を取り巻く人々は、みんな「桐子に幸せになって欲しい」と願っている。
関係性や年月は関係なく、出会った人にそう思わせてしまう桐子ってすごい。
自分で何も決められず、唯一の友人で世界の中心だった知子を失った桐子は、自分の心に忠実に物事と向き合えるようになり、自分で選んだ道で幸せに暮らす。
実は、自分の納得する道を自分で選んで決めるって、とても大変なことなのかもしれませんね。
それぞれの未来が開けた最終回。
その後の世界で、それぞれが幸せに朗らかに生きていけることを願いたいと思います。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
☆全話をもう一度ご覧になりたい方はこちらから〜。
☆ドラマの原作や脚本、キャスト・相関図、放送日については、こちらに詳しくまとめていますので、ぜひご覧になってくださいね〜♪
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