ドラマ『漂着者」は、初回放送後からSNSでも大きな話題を呼んでいますよね〜！
冒頭から斎藤工さんが全裸の状態で海岸に打ち上げられているシーンに、目が釘付けになった方も多いのではないでしょうか！？
そして、第1話のラストでは、ヘミングウェイ（斎藤工）が、病院の5階の窓から謎のポーズをしたまま、後ろから落下していくという衝撃的な展開に驚きを隠せませんでした。
ちまたでは、この謎のポーズは「埼玉ポーズ」なの!? と話題になっているとか？
この記事では、ドラマのネタバレあらすじや感想、次々に起こる事件について考察していきたいと思います。
漂着者 2話のあらすじ
身元引き受け人としてやってきたというローゼン岸本（野間口徹）。彼と話をした後で、ヘミングウェイは突然、病院の５階から後ろ向きに飛び降りますが、落下した場所が植え込みだったことで奇跡的に一命をとりとめます。
捜査一課の刑事・柴田俊哉（生瀬勝久）と野間健太（戸塚純貴）は、ヘミングウェイの突然の行動に動揺しながらも、実は入院患者・後宮徳治郎（村越公一）が死亡した事件の犯人で、良心の呵責に苛まれて自殺を図ったのではないかと疑います。
新潟県警の捜査本部では、後宮は首を吊ったことによる窒息死で自殺と断定されますが、納得のいかない柴田らは、病院の防犯カメラの映像を調べ直すことに。
すると、エレベーターでヘミングウェイと乗り合わせたときの様子が映し出され、後宮はヘミングウェイの足元を見て動揺しながら何かをつぶやいていることに気が付きますが、何を言っているのかわからずにいると、そこにやってきた新聞記者・新谷詠美（白石麻衣）が、ロシア語で「着いたのか？」と言っていると進言します。
その一方で、ヘミングウェイは後宮とエレベーターで出会ったときの様子が気になり、担当医・国原栄一（船越英一郎）と彼の病室へ向かいます。
するとそこには壁一面に謎の図式が書かれており、それを見たヘミングウェイは一心不乱にその図式に何かを書き加え始めます。
その頃、新潟県内で新たな少女失踪事件が発生。
柴田らは、ヘミングウェイの関与を疑い病院へと駆けつけますが、すでに退院した後で会うことはできませんでした。
ヘミングウェイは迎えにきたローゼン岸本とNPO法人「しあわせの鐘の家」の施設に向かっていたのです。
翌日、ヘミングウェイの動画撮影のために施設を訪れた女子高校生・ラペ（大田奈緒）、ペリ（隅田杏花）、リモ（吉田志織）の3人は、少女失踪事件が起きたことをヘミングウェイに伝え、絵を描いて欲しいと話します。
ヘミングウェイはスケッチブックに何かを書き始めますが、途中で黒く塗りつぶし涙を流すのでした。
同じく施設にやってきた柴田たちは、公安の刑事たちがヘミングウェイをマークしていることに気づき、問いただすと、１か月ほど前にある国の工作船が座礁し、1人が生き残ったと思われ国内に潜伏しているという。さらに、NPO法人「しあわせの鐘の家」に表に出ない金が流れており、工作員の受け入れ先ではないか？という情報を得たのでした。
その後、失踪した少女が遺体で発見され、詠美はヘミングウェイにスケッチブックの絵を黒く塗りつぶしたのはなぜか尋ねます。
ヘミングウェイは突然、視界を遮られたように真っ暗で何も見えなくなった、記憶をなくした頭の中は空っぽの状態で、目の前で起きたことだけが事実として受け入れられると答えます。
そして、「記憶がないからこそ事実を事実として受け入れられる。ちょっとうらやましい気がします」と寂しそうにうつむく詠美を、ヘミングウェイは後ろからそっと抱きしめるのでした。
どういうことかと尋ねる詠美に、ヘミングウェイは「そうしなければいけないと思った」そう話すと慌てて何かを感じたようで、スケッチブックに何かを書き始めます。
そこには、風に舞う葉っぱのようなものと「２１７」の数字が描かれていました。
詠美と柴田らは、亡くなった少女の葬儀に参列するため訪れた先で、「２１７」のナンバーをつけた怪しい車が様子を伺っていることに気づきますが、その車はすぐに走り去ってしまいます。
その頃、後宮の病室の壁に書かれた図式を極秘で調査していた担当医・国原は、ヘミングウェイに関わる重大な秘密に気づき、謎の死を遂げてしまうのでした。
漂着者 2話のネタバレ感想
第2話のストーリー展開も早かったですね〜！
次々に起こる事件の謎と、ヘミングウェイに関することがしだいに明らかになってきました。
第2話を振り返りながら、ネタバレ感想も交えてお伝えしていきたいと思います。
漂着者2話 教授のセリフとタトゥーの意味は？
入院患者・後宮徳治郎（越村公一）は、大学教授で世界的にも有名な遺伝子工学の研究者。
ある特殊な遺伝子を探していたそう。
人間には第６感があると言われており、それは外敵から身を守る本能らしいのですが、後宮教授はその遺伝子を受け継ぐ者が現在も存在しているのではないかと考え、ゲノム解析に没頭していたようです。
さらに、旧ソビエトでは、それらの人間を何とか軍事利用できないかと研究を続けていて、後宮教授はロシアに留学していることがわかりました。
後宮教授が病院のエレベーターでヘミングウェイと遭遇した際に、ヘミングウェイの左足首に入ったタトゥーに気づいて、ロシア語で「着いたのか？」と呟き、激しく動揺します。
翌朝、後宮は謎めいたポーズをとったまま首を吊った状態で発見されるのですが、そのポーズとは胸の前で手のひらをクロスさせ、それは鳥のマークのようなものでした。
ヘミングウェイの左足首にあったタトゥーも鳥が羽を広げたような絵でしたよね。
手のひらをクロスさせた鳥のようなポーズは、第1話で行方不明になっていた松園遥香（鈴木結和）ちゃんがお礼のためにヘミングウェイの病室を訪れた際にも、同じポーズで挨拶をしていました。
また、ローゼン岸本（野間口徹）が、ヘミングウェイの身元引き受け人として病院にやってきた際も、「お迎えにあがりました」とこのポーズをとっていました。
そして、ローゼン岸本と会ったことが引き金となり、ヘミングウェイ自身も胸の前で手のひらをクロスさせ、鳥のようなポーズで５階の窓から後ろ向きで飛び降りたのです！
やはり、ヘミングウェイの左足首のタトゥーと何か関係があるようですね〜。
漂着者2話 謎のポーズは埼玉ポーズ！？
ドラマ『漂着者』で、胸の前で手のひらをクロスさせた鳥のマークのような謎のポーズが、このドラマを見た視聴者から、これは ” 埼玉ポーズ ” !? とSNSで話題になったそうですが、一体どういうことなのでしょうか？
埼玉ポーズとは、指をオッケーサインにて胸の前でクロスさせるもので、埼玉県の県鳥である「シラコバト」の羽を表現しているそう。オッケーサインの二つの輪っかは埼玉の「玉」をイメージしているのだとか。
埼玉にゆかりのある有名人や、埼玉にライブやイベントで訪れたミュージシャンや芸能人もこのポーズを披露するのがお決まりになっているそうですよ！
2019年に公開の映画『翔んで埼玉』でも、この埼玉ポーズが話題となりましたよね〜。
なるほど〜。形は少し違いましたが、ドラマ『漂着者』で使われたこのポーズを見て、視聴者から反響が寄せられたようですね。
漂着者2話 しあわせの鐘の家・ローゼン岸本（野間口徹）とは？
真っ白い衣装に身を包み、謎のポーズで微笑む「しあわせの鐘の家」代表のローゼン岸本を演じているのは、野間口徹さん。野間口さんが髪を真ん中分けにしているだけで、怪しいのはなぜ？（笑）
「しあわせの鐘の家」とは病気や経済的な理由など、様々な事情を抱え生活に困っている人たちを保護しているNPO法人。
ローゼン岸本は決して新興宗教ではなく、あくまでも新しい自給自足のコミュニティと公言していますが、そこで暮らす人たちは、大人から子供まで皆んな同じ白い服を着て、謎のポーズで挨拶を交わすという謎の集団。
警察は、今のところ、宗教活動をしている様子はないと判断していますが、出所不明の金がこの施設に流れていることがわかり公安がマークをしています。
また、ローゼン岸本はこれまで理解できないような話をいくつもしています。
ヘミングウェイが飛び降りた時、「彼が本物ならば、死なないということなら知っている」と話し、実際に右足の骨折と全身の打撲のみで一命をとりとめました。
そして、ヘミングウェイに対して、次のように説明していました。
「あなたよりは知っているが、以前のヘミングウェイには会ったことがない」
「こちら側で、あなたに会った人間はいない。世界はこちら側と、あちら側しかないということ」
「今のあなたは完全ではない。記憶のほとんどを喪失してしているため、あなたを完全なものに復元しなくてはならない」
「そのために、私たちは1400年以上お待ちしていたのですから・・・」
ん〜？？これはどういうことなのでしょうか！？
単に、宗教団体の広告塔として、ヘミングウェイを「しあわせの鐘の家」に連れてきたのではなさそうですねぇ。今のところ、ローゼン岸本だけがヘミングウェイの正体について何か知っているようですね。
漂着者 2話の考察
『漂着者」第2話を見終えて、さらに多くの謎が出てきましたね〜！
新たにヘミングウェイについてと、第2話で起こった事件の犯人について考察してみたいと思います。
漂着者2話 ヘミングウェイについて考察
第1話では、ヘミングウェイを教祖として祀り上げるために、ヘミングウェイに予知能力があるように信者らが工作したのではないか？黒幕は「しあわせの鐘の家」の主宰者・ローゼン岸本と考察しました。
しかし、第2話が終わってみると何だか事情が変わってきましたね。
病院の５階から後ろ向きに飛び降りて、一命をとりとめただけでも奇跡なのに、右足の骨折と全身打撲だけで済んだこと、しかも治りが早い！
後宮教授の病室を訪ねた際に、壁一面に書かれた図式を見て、体が勝手に反応してと言いながら図式の続きを書き出し始めました。その後、ヘミングウェイの主治医・国原栄一（船越英一郎）の調べで、その図式（ゲノム解析）が完成していることがわかり、さらにヘミングウェイの左足のタトゥーと関係していることを突き止めました。
そして、ローゼン岸本の発した言葉、私たちはヘミングウェイを1400年以上待っていたとは何を意味するのでしょうか？
そうなると、ヘミングウェイは普通の人間ではない？
遺伝子操作によって生み出された、第6感を備えた人間だとしたら・・・
では、何のためにヘミングウェイは現れたのか？
ローゼン岸本の目的は何なのか？
ますます謎は深まります・・・
漂着者2話 事件の犯人について考察
第2話で、新たに起きた少女行方不明事件は、残念ながら死体で発見されてしまいました。
ヘミングウェイはこの事件について、書き始めた絵を黒く塗りつぶして涙を流し、予言は悲しい形で的中したことになりましたね。
しかし、その後に描いた絵に記された「２１７」の数字が、亡くなった少女の葬儀のようすを伺う不審な車のナンバーと一致していたことから、犯人に結びつく手がかりとなりました。
今回の事件は、「しあわせの鐘の家」ローゼン岸本らと何か関係があるのでしょうか？
あったとしても、殺す理由はないと思うのですが・・・
前回、女児連続殺人事件については、宗雲寺の住職・深見龍之介（リリー・フランキー）が怪しいと予想していましたが、今のところはまだ犯人を見極めることは難しいようです。
いずれにしても、今後も女児の行方不明事件が続いて行くことになりそうですね。
漂着者 2話のまとめ
少しずつ、ヘミングウェイついて明らかになってきましたが、謎は深まるばかりですね〜！
但し、普通の人間でないことは確かです。
ローゼン岸本ら謎の集団と女児連続殺人事件との関係もまだ否定できませんが、今回出番がなかったリリー・フランキーさんの出番待ちということで。（笑）
そして、第2話のラストでも衝撃のシーンが映し出されました〜！
後宮教授のゲノム解析と、ヘミングウェイの関係を、秘密裏に調査していた国原栄一（船越英一郎）が、病院の霊安室で遺体となって発見されました。
しかもその姿は、両目、口、耳を糸で縫われた状態で、両手をクロスにしたあのポーズで横たわっているという・・・
怖い。怖すぎる〜！ 次回をどうぞお楽しみに〜
（注）このドラマは漂流者ではありませんよ〜 漂着者です！（笑）
☆ ドラマ『漂着者』については、こちらにまとめていますのでどうぞご覧ください。
☆ ラペ役で出演している太田奈緒さんについては、こちらにまとめていますので、どうぞご覧ください。
☆ペリ役で出演している隅田杏花さんについては、こちらにまとめていますので、どうぞご覧ください。
☆ リモ役で出演している吉田志織さんについては、こちらにまとめていますので、どうぞご覧ください。
☆モル役で出演している生越千晴さんについては、こちらにまとめていますので、どうぞご覧ください。
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